持続可能なクラブ活動をめざして

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生徒数減少に伴う廃部が増え、子どもたちが希望する部活動に入れない、また、専門的な指導を受けられないなどの課題がありました。部活動を地域に移行することで、生徒のスポーツ・文化活動の機会を確保し、専門的な指導を受けることができます。

■部活動の地域移行とは
これまで学校が担ってきた部活動の指導を、地域のクラブや団体などに移行する取り組みです。
現在はモデル校である第四中学校を中心に、5つの部活動で取り組みを行っています。

■部活動の地域移行、実際やってみてどうですか?
・技術指導をしっかりしてくれる!
・他の学校と一緒に練習するから友だちが増えた!
・わかりやすく教えてくれるから、コーチに会うのが楽しみやねん!
・勝つための戦略を一緒に考えてくれるから、もっとがんばれるねん!

▽第四中学校
男子バドミントン部長、女子バドミントン部長
コーチは優しくとても頼りになります。自分たちのレベルに合った的確な指示をくれるので、とても楽しく活動できています。

▽第七中学校
卓球部長・副部長
専門的な指導が受けられるので、これまで以上に技術が向上しました。指導員の教え方が上手で、自分のプレーに自信がつくし、試合の時も頼もしいです。

▽バドミントン部顧問
教員以外に指導を任せることに不安もありましたが、今では本当に良かったと思っています。技術面はもちろん、練習メニューも提案いただき、生徒たちがいきいきと活動していると感じています。

▽卓球部顧問
指導者と一緒に考えながら、取り組みを移行していきました。1人ひとりに応じた指導をしていただけるので、生徒たちに「もっと教えてほしい」という気持ちが芽生えてきていると感じます。

▽吹奏楽部指導者
梅本貴子さん
(関西フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者)
市立中学校の吹奏楽部員が減少していると伺いコーチを引き受けました。練習や本番を経験する中でまとまりのある演奏に変化してきました。将来、プロ奏者になる生徒が生まれると嬉しいです。

▽吹奏楽部指導者
辻本麗香さん
(こもれびwind楽団長)
吹奏楽の楽しさを知ってもらいたい、音楽で溢れる市にしたいとの想いから参加を決めました。中学生の成長を間近で感じられる貴重な体験ができ、指導者も一緒に成長できていると感じています。

▽卓球部指導者
菅沼湧輝さん
(クローバー歯科　カスピッズ選手)
中学生の上達が早く、練習の成果が試合結果にも出てきていて、とてもやりがいを感じます。全員がバランスよく強くなってきていて、協力できていると感じます。

▽卓球部指導者
中ノ瀬聡汰さん
(クローバー歯科　カスピッズコーチ)
指導した技術をすぐ自分のものにしてくれるので、みんな上手になってきました。とても楽しく指導ができています。

■これからの部活動のカタチ
7年度は他校へも取り組みを拡げていきます。さらに、実施可能な種目から平日の地域移行も開始します。
今後、さらに指導者が必要です。競技経験や指導経験のある人や団体など、ご協力をお願いします。

■企業の皆さんへ　子どもたちのために部活動地域移行を一緒に応援しませんか
部活動地域移行応援企業等登録制度があります。財政・物的・人的支援など、ご協力をお願いします。
詳しくは市ホームページをご覧ください。

問合先：学校教育課
【電話】06-6902-7042