歳入…208億8,063万円(前年度比 -6億7,082万円)
歳出…205億8,605万円(前年度比 -5億3,792万円)
令和4年度は、令和3年度に引き続き、財政調整基金を取り崩すことなく、経常収支比率も95%以下で、2億9,458万円の黒字決算となりました。黒字決算の要因は、行財政構造改革プラン改訂版の取り組みを始め、公債費の減少やコロナ禍における国の経済対策として、臨時的に追加措置された普通交付税の増加などが考えられます。今後も持続可能な行財政運営の確立に向けた取り組みを着実に進めます。
〇主な増加した項目
・地方交付税(普通交付税など) +2億5,642万円
・市税(個人市民税など) +9,791万円
〇主な減少した項目
・国庫支出金(新型コロナウイルス感染症対策関連など) -7億875万円
〇主な増加した項目
・総務費(子育て世帯への臨時特別給付金など) +1億2,889万円
〇主な減少した項目
・民生費(私立認定こども園整備事業の終了など) -4億8,084 万円
・公債費(小・中学校屋内運動場の償還終了など) -1億3,135万円
■阪南市の決算を家計に置き換えると?
本市の令和4年度の収入を30万円とすると、支出は約29万6千円で、収入の範囲内で生計を立てることができています。
臨時的な支出や収入(新型コロナウイルス感染症対策関連費)を除いた増減の主な特徴は、収入面では基本給(市税など)が増えています。一方、支出面では貯金など(公共公益施設整備基金などへの積立金)が増えています。
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