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阪南の海が自然共生サイトに認定・OECMに登録されました!

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大阪府阪南市

10月6日に、阪南の海を舞台に取り組んでいる阪南セブンの海の森の活動が、環境省より自然共生サイトに認定され、国際データベースOECMに登録されました。セブン-イレブン記念財団、NPO法人大阪湾沿岸域環境創造研究センター及び本市が申請したこの保全活動は、沿岸域では全国でも数少ない先駆的な事例です。

■自然共生サイト、OECMは国際的に認められた制度です!
2021年に開催されたG7サミットで、生物多様性の損失を食い止め回復させるために、30by30(2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標)が定められました。現在日本の各領域の保全割合は、陸域20.5%、海域13.3%と、目標の保全割合の達成には至っていません。そこで、保護区域(国立公園など)ではないものの、民間等の力で生物多様性の保全に貢献している区域(里山里海、環境教育に活用されている森林など)を自然共生サイトとして国(環境省)が認定し、認定された自然共生サイトのうち国の保護区域と重複していない区域をOECMとして国際データベースに登録して、各領域の保全割合に組み込むことで、生態系の保全を推進していくことを目的とした制度です。

(1)阪南の自然を守りたい…
(2)みんなと協力して自然を守る活動をしよう!
(3)阪南市のみんなの活動は生態系の保全につながっているから自然共生サイトに認定しよう!(環境省)
(4)みんなと一緒に取り組んだ活動が国から認定されたよ!これからもっと活動を広げていこう!
※詳しくは本紙をご参照ください

■今回認定・登録された阪南セブンの海の森の取り組みとは?
今回、自然共生サイトに認定・OECMに登録された取り組みは、セブン-イレブン記念財団、NPO法人大阪湾沿岸域環境創造研究センター及び本市が連携して取り組んでいる阪南セブン海の森の活動です。この活動は、市民の皆さんを始めとする多くの人たちと協力し、アマモ場の再生及び沿岸清掃活動を通じた森里川海の保全に取り組むものです。

◇阪南セブン海の森活動はいつから始まったの?
阪南セブンの海の森の活動は、平成30年6月2日に(一財)セブン-イレブン記念財団と森里川海の環境保全活動の実施に関する協定を締結したことをきっかけにスタートしました。

■自然共生サイトに認定・OECMに登録されるとどうなるの?
今回の自然共生サイトへの認定及びOECMへの登録に伴い、今後以下のようなことが期待されています。

〇30by30目標達成への直接的な貢献
〇本市をフィールドとした官民連携での環境保全活動の取り組みの加速・促進
〇SDGs達成、環境保全・生物多様性保全の先進的な取り組み事例の国内外へのPRによる知名度や地域ブランド力の向上
〇環境保全活動による関係人口、交流人口の拡大を通じた地域の活性化
〇自然共生サイトを活用した学習などの環境研究の場の提供
〇次世代を支える子どもたちへの「環境教育」の充実

■阪南セブンの海の森の活動にみんなで参加しよう!
阪南セブンの海の森の活動は誰でも気軽に参加できます。これまで多くの人が活動に参加しており、12月2日(土)にも尾崎の海岸で活動が予定されています。今後も定期的に活動を行っていきますので、既に参加したことのある人もそうでない人もぜひご参加ください。

◇活動の様子(※本紙をご参照ください)
~海岸の清掃活動~
~アマモの再生活動
~生き物観察~

今回の自然共生サイトへの認定及びOECMへの登録により、阪南市が進めるカーボンニュートラルを通じた共創のまちづくりがまた一歩前進しました。今後も引き続き自然の保全及び再生に向けた活動に市一丸となって取り組み、阪南の豊かな里山里海を守り育てていきましょう。

問合せ:シティプロモーション推進課
【電話】072-489-4510

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