令和5年度 一般会計決算の状況をお知らせします(1)

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歳入…200億2,577万円(前年度比　-8億5,486万円)
歳出…197億168万円(前年度比　-8億8,437万円)

令和5年度は、令和4年度に引き続き、3億2,409万円の黒字決算となりました。この結果、経常収支比率が94.9%、財政調整基金については、16.5億円まで積み立てることができ、令和5年度決算では財政非常事態宣言の解除基準を全て満たすことができました。
引き続き、令和6年度決算において財政非常事態宣言解除ができるよう、しっかりと行財政運営に取り組んでいきます。

※(　)は前年度比

○主な増加した項目
・市債　+2億5,849万円

○主な減少した項目
・国庫支出金(新型コロナウイルス感染症対策関連など)　-5億9,356万円
・その他(寄附金など)　-3億2,315万円

※(　)は前年度比

○主な増加した項目
・民生費(物価高騰対策臨時特別給付金など)　+1億8,616万円
・教育費(市立中学校改修事業費など)　+1億6,852万円

○主な減少した項目
・総務費(積立金の減少など)　-9億9,635万円
・衛生費(新型コロナ関係事業の減少など)　-2億4,601万円

近年(※1)では、本市は類似団体(※2)に比べて、民生費(子どもや高齢者などへの社会福祉関連の経費)の割合が高く、土木費(道路工事や公園の維持などの経費)や公債費(建設工事に対し借りたお金の返済経費)の割合が低くなっています。
※1.総務省「類似団体比較カード」令和2～4年度の数字を確認。令和5年度は未公表。
※2.国勢調査を基にした人口と産業構造によって市町村を分類し、同じ分類となった他市町村。

■阪南市の決算を家計に置き換えると?
本市の令和5年度の収入を30万円とすると、支出は約29万5千円で、収入の範囲内で生計を立てることができています。
臨時的な支出や収入(新型コロナウイルス感染症対策関連費)を除いた増減の主な特徴は、収入面では銀行などからの借り入れ(市債)が増えています。一方、支出面では家の改築など(投資的事業)が増えています。

※(　)内は前年度比