NEWS Pick Up2 介護職として高齢者の暮らしを支える

7／51

ID：098433

■2025年問題をご存じですか　高齢者支える人材が不足
少子高齢化社会が続く中、2025(令和7)年には、「団塊の世代」が75歳以上(後期高齢者)となります。
日常的な生活支援や医療・介護などを必要とする人が増える一方、現役世代の人口が減っていて、高齢者の生活を支える担い手不足が加速すると懸念されています。

(出典)厚生労働省「第8期介護人材需給推計ワークシート」

■求められる介護人材
高齢になっても、地元で自分らしく暮らし続けるために必要となるキーパーソンは「介護人材」です。市では、介護職の魅力を皆さんに知ってもらい、将来の職業の選択肢にしてもらえるよう、イベントを開催します(下欄)。就職や転職を考えている人、将来の職業を探している人、ぜひご参加ください。

◆8/7(月)　介護のみらい博
市と市介護保険事業者協議会が、映画上映やブース展示・体験コーナーで、介護の仕事の魅力を発信します。
□上映会「ケアニン」
ID：095713
申込順150人
高齢者施設を舞台に、介護職の魅力と人のつながりを描いた感動作
日時：13：30～15：30
場所：生涯学習センター2階多目的ホール
料金：無料
申込：7/5(水)からウェブ申込で

□「知る・学ぶ・触る」
ID：095682
介護ロボット(福祉用具)の展示や認知症サポーター養成講座など
日時：11：00～16：00
場所：生涯学習センター1階展示ホール
料金：無料

INTERVIEW
■将来の選択肢の一つに、介護の仕事を加えてみませんか
市社会福祉審議会
高齢者福祉専門分科会
委員　中島康博さん
介護職と聞くと、きつい仕事、給料が安い仕事などのイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。しかし介護に携わる多くの人が、この仕事に魅力を感じています。その理由は、何よりも「他者の喜びが自分の喜びになる」こと。利用する皆さんが、元気になった、できることが増えたなど、少しのことでも感謝や喜びを感じることができ、やりがいにつながっています。
また、給料についても、一般的な職種と比べて決して低くありませんし、国の介護報酬の改定によって、継続的に改善されています。これからもニーズが高まると予想されていて、安定した職種だと言えます。
介護の世界は間口が広く、未経験の方や資格がない方でも、働くことができます。各施設内や外部研修などでスキルアップができますし、資格を取るために働きながら勉強もできます。特に若い方がステップアップしていく環境が整っていますので、将来の就職先の選択肢にぜひ加えてください。

◇介護職の魅力　3つのポイント
1　他者の喜びが自分の喜びに
2　安定した給料、雇用
3　未経験・無資格でもOK

問合せ：長寿介護課
【電話】674-7881