■財政指標
主要な財政指標から見ると、借金・貯金・経常収支比率いずれの指標も健全性が保たれています。また、国が定める健全化判断比率も全て基準を下回り、健全な財政運営ができています。
※表示単位未満は四捨五入
◆積立金残高(市の貯金)
410億5,800万円
前年度比26億1,000万円増↑
単位:百万円
市民1人当たりの積立金残高(貯金の多さ)
府内ランキング第12位/33市
・積立金…財政の安定化や将来の財政需要に備え、財政調整基金や公共施設等総合管理基金など、目的に応じて積み増しています。
◆市債残高(市の借金)
367億7,500万円
前年度比49億4,000万円減↓
単位:百万円
市民1人当たりの市債残高(借金の少なさ)
府内ランキング第1位/33市
・市債…主に道路や公園、学校施設など、公共施設の整備を行うため、国などから資金を調達するものです。
◆経常収支比率
91.7%
前年度比1.0ポイント増↑
単位:%
・経常収支比率…経常的にかかる経費が、自主的に使える財源に占める割合。比率が高いほど、臨時出費にお金を回す余裕がなくなる。
◆健全化判断比率
[全て良好]
□実質赤字比率…一般会計を中心とした赤字の大きさ
なし(黒字)
□連結実質赤字比率…特別・企業会計も含めた全会計の赤字の大きさ
なし(黒字)
□実質公債費比率…年間の借金返済額の大きさ
△2.2%
基準値25%を超えると要対策
□将来負担比率…将来に負担が見込まれる負債の大きさ
なし
負債以上に貯金がある
全ての指標が基準値を下回る良好な結果です。計画的に財源を確保しながら貯金や借金の返済を行ってきたことによって、健全財政を維持できています。
◆市民1人当たりの支出額
389,849円※(150,821円) ※新型コロナ・物価高騰対策分27,770円を含む
普通会計の年間の総支出額を市民1人当たりにすると、約39万円でした。内訳は次のとおり
・福祉・医療…148,740円(52,884円)
・子育て・教育…126,583円(38,771円)
・都市環境整備…34,178円(15,634円)
・市債の償還…22,511円(12,931円)
・消防…10,340円(6,062円)
・その他…47,497円(24,539円)
※表示単位未満は四捨五入。カッコ内は各金額のうち、市税を財源とする額。令和6年3月末の人口で計算
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