■今月の高槻な人 政本憲一さんの好きなヒトandスポット
◆01「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
樫田の田園風景(田能)
○かつて太鼓の練習に通った思い出の場所から見る景色。
高槻から亀岡に抜ける府道6号線沿い。高槻カントリー倶楽部とJAたかつき樫田支店の間にある田畑の一角が、若かりし日に通っていた政本さんの稽古場所。「春夏秋冬、ずっとそこでタイヤを叩いていました。そこから見る景色が、季節ごとにどんどん変わっていくのがいいなと思っていて。田んぼがあって奥に集落があって、なんでもない場所なんですけど、哀愁もあるし、個人的にはすごく魅力があるなと思ってます。僕からしたら“ザ・高槻な風景”で、今でも楽曲を作る時などは時々訪れています」
◆02「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
高谷ベーカリー
高谷直樹さん(宮之川原)
○地域発の米粉パンなどで地元を盛り上げる仲間。
[和太鼓政や]から歩いていける距離にある[高谷ベーカリー]は、地元でとれた米を使った米粉「清水っ粉」を使ってパンを焼くなど、地域に密着したパン屋さん。「店主の高谷さんは、地元を盛り上げようとしてくれる良き仲間。一緒に食べに行ったり飲みに行って、いろんなお話をさせていただきながら、活性化につながることはないかなと模索しています。高槻市の魅力をどうやって外に発信しようかという話はよくしますね」
・[和太鼓政や]で太鼓を習っていたこともある高谷さん。「政本さんは気の置けない仲で、話していてもラク。お互いできることを最大限していこうと話しています」
◆03「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
ぜに沖(宮之川原)
○“高槻の味”としてお薦め。昔ながらの巻きずし。
「何かご褒美の時には、[ぜに沖]さんのおすしを食べに行っています。中でも巻きずしが最高においしい。具がぎっしり詰まっていて」と政本さんが絶賛する巻きずしは、炊いたシイタケ、高野豆腐、かんぴょう、魚のすり身が入った玉子焼を巻いたもの。昭和45年創業の歴史あるすし屋で、「父が始めた昔ながらの味を受け継いでいます」と二代目店主の沖野文彦さん。政本さんは、「全国から来るスタッフに、この巻きずしを“高槻の味”として持って帰ってもらってます」
・「特別なことはせずに、普通にしているだけ。すし飯は、服部か原の地元米を使い、作り置きせず、できるだけ召し上がっていただく直前に調理しています」と沖野さん。
◆04「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
焼肉五島屋(芥川町)
○昔から変わらない佇まいのアットホームな焼肉店。
高槻の地で60年近く営業をする焼肉店。「ここは学生時代からずっと通ってました。大事なサッカーの試合前に食べるとか、勝負めしでしたね。今も公演の前にエネルギーをつけたい時にメンバーと一緒に行ったり、打ち上げでも使わせていただいています。僕は赤身の肉が好きなのですが、ロースとカルビは絶品。昭和にタイムスリップしたみたいな昔ながらの焼肉屋さんという感じで、雰囲気も大好きです」
・天井も高く広々とゆったりした空間でいただく焼肉は格別。創業者で86歳の山田郁治さん、妻の量子さんは今も元気に店に立ち、息子の克治さんも含めた家族で営むアットホームな店。
◆05「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
神服神社(宮之川原)
○地元の人たちのふれあいの場所に。
高槻市立清水小学校の前に鎮座する歴史ある神社。「小学生の頃からよく来てました。夏休みには、櫓(やぐら)を組んだ盆踊りにも訪れて踊っていた記憶があります」と政本さん。[和太鼓政や]もここで演奏をしたこともあるそう。「地元の神社なので、大切にしたいなと思います。地域の人のふれあいの場所になればいいなと、[高谷ベーカリー]の高谷さんなどが企画して、令和4年から開催されている『神服マルシェ』では、和太鼓体験やたこ焼きで参加させていただいてます」
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