■適切な飲酒を心がけていますか
お酒は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方、不適切な飲酒は健康障がいなどにつながります。
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◆適切な飲酒ってどれくらい?
適切な飲酒量は一概には示すことができません。年齢や性別、体質などの違いによって受ける影響が異なります。右欄のような個人差があること、またその日の体調などにも左右されることを理解して、お酒と付き合いましょう。
▽飲酒による影響の個人差の例
・高齢になると若い頃より影響を受けやすい
・若年者は健康リスクが高まる可能性がある
・男性より女性の方が影響を受けやすい
・分解酵素のはたらきの強弱には個人差
◆過度な飲酒が引き起こす悪影響
過度な飲酒は心身に悪影響を及ぼす可能性があります。
(1)身体への影響
・肝炎、肝硬変
・痛風
・脳卒中
・がん・糖尿病
(2)精神への影響
・イライラ
・不眠
・不安
・うつ症状
・幻覚
(3)日常生活への影響
・違法行為
・人間関係のトラブル
・借金
・暴力、DV
・事故
◆お酒を飲むときに気を付けることは?
飲酒をする場合でも、ちょっとした工夫で危険を避けることができます。自分がどのような状況にあるかを把握し、飲酒に適するかや飲酒の量を個別に判断することが大切です。例えば次のようなことを意識しましょう。
・あらかじめ量を決めて飲酒する
・飲酒前や飲酒中に食事を取る
・飲酒の合間に水などを飲む
・1週間のうち休肝日を設ける
・短時間での多量の飲酒をしない
・不安や不眠を解消するための飲酒はしない
・病気療養中や服薬後は飲酒を控える
・飲酒中、飲酒後の運動や入浴を控える
◆お酒の飲み方について確認してみましょう
当てはまる項目にチェックしてみましょう。
・お酒を飲む量を減らさなくてはいけないと思ったことがありますか?
・お酒を飲むことを非難され腹を立てることがありますか?
・お酒を飲むことに対して罪悪感がありますか?
・迎え酒やいら立ちを抑えるためにお酒を飲むことがありますか?
4項目中、2項目以上当てはまる場合はアルコール依存症の可能性があります。この機会にお酒との付き合い方を見直してみましょう。
◆相談窓口
○市こころの健康相談(保健予防課)
【電話】661-9332
○府こころの健康総合センター
【電話】06-6691-2818
・平日…9:00~17:45
・第2・4土曜…9:00~17:30
※年末年始を除く。予約制
○大阪依存症ほっとライン(SNS相談)
水・土・日曜17:30~22:30(受け付けは22:00まで)
◆依存症当事者のための集まり
○市断酒会
【電話】090-5640-5469
○アルコホーリクス・アノニマス(AA)
【電話】06-6536-0828
・平日…10:00~17:00
・日曜…13:00~16:00
※年末年始を除く
問合せ:保健予防課
【電話】661-9332
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