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【クローズアップ】冬の省エネ(1)

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大阪府高槻市

■今年のわが家はホッとしよう
冬の寒さが本格的になってきました。家にいる時間が長くなり、暖房が欠かせない人も多いのではないでしょうか。でも少しの工夫で、過度に暖房に頼らなくても暖かさを保つことができ、地球にも家計にも優しい取り組みができます。
今号では、家庭でできる冬の省エネのアイデアを紹介します。まずは小さなアクション、今日から始めてみましょう。
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・手軽で簡単
・楽しんで
・お得に

◆温暖化対策のカギは家庭の取り組み
待ったなしの地球温暖化対策。その一つが、エネルギー使用量を減らし、二酸化炭素(CO2)発生を抑えること。カギを握るのは各家庭の取り組みです。

○省エネは地球にも家計にもメリット
冬の省エネと聞くと、「暖房を使わないで寒いのを我慢する」とイメージするかもしれませんが、そんなことはありません。快適さを保ちながら、できる範囲での一人一人の工夫がとても大切です。
省エネの取り組みは、地球温暖化防止に貢献するだけでなく、家計にもメリット大。少しの取り組みでも毎日続けると、電気代・ガス代などが節約できます。この冬、お得に快適に過ごしませんか。

・温暖化防止に貢献
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの中で代表的なものがCO2です。その多くは石油や石炭、天然ガスなどの化石エネルギーの使用や、それらから電気を作ることで排出されます。省エネに取り組むことは、CO2の排出を減らすことにつながります。

・経済的にお得
エアコンなどの空調機器は、外気温と室内設定温度の差が大きくなるほど、エネルギーが必要になるため、冬は夏よりもエネルギーを多く使用しがちに。電気代やガス代も高額になり、家計を圧迫してしまいます。冬の省エネは、少しの工夫で、夏よりも節約することが可能です。

○暖房の使い方がポイント
市内のCO2排出量のうち、家庭部門は全体の約30%を占めます(グラフ1)が、家で過ごす時間が増える冬季は、エネルギーを普段よりも多く使うことから、CO2排出量も多くなりがちです。また家庭部門の内訳では、暖房や給湯から多くのCO2が排出されていて、暖房が全体の約17%、給湯が約14%を占めます(グラフ2)。そのため省エネには、暖房や給湯が大きなポイントになります。無理なく手軽に、暖かさを保って快適に、省エネができる工夫を、各家庭で実践してみましょう。

グラフ1.市内のCO2排出量部門別内訳
令和6年度版たかつきの環境から作成

グラフ2.一般的な家庭からのCO2排出量用途別内訳
国立環境研究所「温室効果ガスインベントリオフィス」から作成

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