■高槻な人 TAKATSUKI NA HITO
市川紘平さん
[キッチンスヌーグ]オーナー
◆自然を生かす、摂津峡のオアシス。
高槻が誇る景勝地、摂津峡で父がオープンさせたカフェレストランを受け継いだ市川さん。恵まれた自然を生かしながら何をやっていきたいか、同世代とつながりながら高槻をどう盛り上げたいかについて、話を聞きました。
○訪れた人が心地よく癒される場所に。
店名の「Snug」とは英語で“居心地がいい”という意味。「ここに来てくれた全ての方が、周りの自然を眺めながら、ゆっくり食事を楽しんでいただければ」と市川さん。
○イベントなどでも活躍するピザ窯。
裏庭に設けられた窯では、マルゲリータなどのピザが薪で焼かれます。ピザ焼き体験やハンバーガー作りなど、多くの人が参加するイベント時にも活躍します。
○四季それぞれの自然の美しさを堪能。
春には桜が咲き、新緑の季節は鮮やかな緑、秋には木の葉が舞い散り紅葉を楽しめるなど、季節によって変わりゆく自然の美しさを窓から楽しめます。
○ゆったりとした配置でゆとりの空間。
[キッチンスヌーグ]店内は、一つの窓にテーブルを一つ置くというレイアウト。
席と席の間の距離をしっかり取り、ゆとりのある空間で森の中にいるような気持ちよさ。
◆市川さんの歩み
▽昭和60年 1985年
京都府長岡京市で生まれる。
「生まれた時は結構ぽっちゃり系でしたね」と父・利昭さん。
▽平成5年 1993年
高槻市須賀町に引っ越し。大冠小学校に転校。
▽平成9年 1997年
[キッチンスヌーグ]開店。
店が軌道に乗るまで、近くで過ごすということで安岡寺町に引っ越し。安岡寺小学校から芝谷中学校へ。
▽平成12年 2000年
再び須賀町に引っ越し。第六中学校に転校。
▽平成13年 2001年
高校生の時には、母が手掛けていた[キッチンスヌーグ]ウエディングの手伝いをする。
▽平成21年 2009年
大学を卒業。1年間運送会社で働いた後、バックパッカーの旅へ。
中国から東南アジア、インドまでアジア中を巡る。
▽平成24年 2012年
帰国後、1年半の会社員生活を経て[キッチンスヌーグ]で働き始める。
▽平成30年 2018年
父と母より受け継ぎ、[キッチンスヌーグ]のオーナーとなる。
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