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特集 自然を生かす、摂津峡のオアシス(3)

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大阪府高槻市

■今月の高槻な人 市川紘平さんの好きなヒトandスポット

◆01 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
たろんち(高槻町)
○中学時代の同級生が営む沖縄料理店。
市川さんの第六中学時代の同級生、清水信太朗さんがオーナー。中学時代はそれほど接点はなかった2人が、最近イベントなどで会うようになり、今ではよき飲み友達に。「仲よくなったのは、お互い一時期外に出て戻ってきたという共通点があるからかもしれないですね」と市川さん。清水さんは、15歳の時に和歌山・田辺で漁師となり、その後沖縄・竹富島での3年間の暮らしを経て店をオープン。本場仕込みの沖縄料理を提供しています。

◆02 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
野見神社(野見町)
○高槻城ゆかりの神社ではえべっさんも開催。
高槻城城内守護として城主に崇敬を受けた神社。今も高槻城公園芸術文化劇場に隣接し、多くの市民が集います。境内にある高槻戎神社では、毎年1/9~11の3日間、「高槻えびす祭」を開催。「高槻の商売人として、毎年えびす祭には行っています。城北通の[石田花店]さんによる花手水はとても美しく、妻がよく写真を撮りに行っていますね。宮司さんとも仲が良くて、[キッチンスヌーグ]でごはんを食べていただいたり、家族でキャンプをしてくれたりしています」と市川さん。

◆03 「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
[T’s★Diner]寺川裕之さん(城北町)
○高槻愛から生まれたハンバーガーで街を活性化。
かつて旅行したアメリカに魅了された寺川さんは、現地の匂いぷんぷんのアメリカンダイナースタイル[T’s★Diner]を平成18年にオープン。「地元の食材を消費者に届けたい」と、まずは三箇牧トマトを使う高槻バーガーが誕生。その後、服部越瓜(しろうり)、寒天など高槻の食材を取り入れていきます。「とても地元愛が強い人で、ハンバーガーを通して高槻を盛り上げてくれている人。一番近い背中なので追っかけやすいです(笑)」と市川さん。

◆04 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
摂津峡もみじ谷(原)
○摂津峡公園にある紅葉と新緑が美しい場所。
摂津峡公園桜広場から遊歩道を歩いて少し山を登ると、木々が広がるもみじ谷に辿り着きます。「紅葉の季節のすばらしさはもちろんなんですが、個人的には5月の新緑の頃が緑が美しく、木々のすごくいい匂いがして好きです。僕にとっては身近な公園なので、店の休憩時間など、ふとした時に歩いていって気分転換。公園の見晴台でひと息ついたあと、もみじ谷でボーッとするみたいな時間を過ごしています。ちょっと歩くだけでとても清々しい気分になりますね」

◆05 「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
[cafe and bar 8]鈴木健太郎さん(柳川町)
○人を喜ばせることが好きな学生時代からのよき先輩。
「めちゃくちゃ話が面白くて、店に行くといつも大爆笑。話題の引き出しが多くて、音楽への造詣も深く、人を喜ばす天才です」と市川さんが称賛する鈴木さん。生まれも育ちも高槻で、20年前に母がやっていたスナックを引き継ぎカフェバーに。「うちの店のいいところは、いろんな人が来てくれて、カウンターではみんな同列で会話してもらえるところ」と鈴木さん。話がはずむのに、マスターの存在が大きいのは間違いありません。
・「20年間やってきて、ここで出会って結婚したお客さんが40組ぐらいいますよ」というのも、鈴木さんの人柄や世話焼きぶりがうかがえるエピソード。

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