■草木を 山菜を おうちの中で季節を楽しむ
◇季節の草木を飾る楽しみ 高槻の自然と暮らすしあわせ
店で買う花もいいけれど、道端や庭先の身近な草花にも、高槻の自然が育んだ素朴な味わいがある。野の花や草木の美しさを家の中に取り入れて、テーブルや棚はもちろん、キッチンなどの水まわり、窓際や玄関、階段の途中など、暮らしの動線にさりげなく飾ってみて。ドライフラワーなどにすればナチュラルなインテリアにも。自然とつながる住まいは、家族はもちろん、訪れた人もなごませてくれるはず。
■高槻の春を届ける山菜たち
・教えてくれた人
たかつき環境市民会議 チャレンジンググループ
青野峰子さん
「自然の恵みを楽しんで春を感じて」
高槻は自然が身近で、知るほどに好きになりました。春はとくに野山に行くのが楽しく、山菜も味わえる季節です。大地の滋味が詰まった山菜特有の風味は、まさに春の味。自然の豊かさを五感で楽しめます。
◆自然とふれあう休日に 春の味覚が余韻を添える
休日はちょっと足をのばして、森をめざしてみるのもいい。高槻なら市街地から市営バスや車で約20~30分で野山が広がっている。すがすがしい空気に癒された帰り道は、直売所などに寄って山菜をゲットする楽しみも。天ぷらで、おひたしで。春のごちそうを味わいながら、自然の力をたくさんもらった一日を振り返る。
高槻のおすすめハイキングコース ID:004471
□つくし
3~4月。芥川や淀川の土手などに多い。アク抜きして佃煮や卵とじに
□せり
4~5月。春の七草のひとつで、生でもOK。ゆでるならサッと
□のびる
3~4月。あぜや芥川の土手沿いなどに。サッとゆでて、好みの調味料で
□よもぎ
3~5月。野原や土手などに自生。ゆでて混ぜごはんにしても
□ふきのとう
2~4月。春を告げる山菜の代表格で、ほろ苦い独特の風味
□うるい
4~6月。生ならサクッとした食感で、火を入れると軽いぬめりが
※国や市などが管理する公園などは「植物採取禁止区域」「自然保護指定地域」と書いてなくても基本は採集NG。
山や田んぼなどを含め、私有地と思われる場所についても必ず許可を。有毒種との間違いにも要注意
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