ID:005230
「屋根が壊れている」「無料で点検する」などと言って、突然業者が来訪し、「早く工事をした方がいい」と不安をあおり契約させる「点検商法」の相談が多く寄せられています。その場では契約せず、必要性も含めて検討しましょう。
●解約したい…(男性、70代)
『近所で工事をしているという業者が、「屋根が剝がれているのが見えた」と来訪。無料点検するというので依頼すると、屋根に上り写真を撮影、「このままでは雨漏りするので、早く工事した方がいい」と言われ、修理工事286万円の契約をした。隣人に相談すると、「屋根は傷んでない。金額も高すぎる」と言われた。』
■消費生活センターからのアドバイス
たとえ無料だと言われても、不要な場合はきっぱり断りましょう。また、突然来訪してきた業者との契約は「訪問販売」に該当し、契約日から8日以内であればクーリング・オフが適用されます。解約を希望する場合は、速やかに通知しましょう。
▽契約する際の確認ポイント
・普段から取引のある業者に依頼するか、複数の業者に見積りを依頼し、比較検討しましょう
・業者の説明をうのみにせず、自分自身で確認するなど、契約する際は慎重に行いましょう
問合せ:消費生活センター
【電話】682-0999
<この記事についてアンケートにご協力ください。>