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NEWS Pick Up 詐欺電話対策機器 無料で貸し出し

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大阪府高槻市

ID:100811

■特殊詐欺の被害が過去最多 多くは自宅の電話から
還付金詐欺や架空請求など特殊詐欺の被害が市内で増えています。令和5年の被害は107件で過去最多。被害額は約1億8,000万円でした。
被害の多くが自宅固定電話への着信から発生していることから、市では詐欺電話対策機器(以下、機器)を無料で貸し出します。

□機器280台を抽選で貸し出し
対象:65歳以上
申込:8/1(木)~30(金)にウェブ申込、窓口、郵送で
(所定の様式あり、家族などによる代理申請可)
※1世帯1台。過去に市から同種の機器の貸し出しを受けた人、同一世帯の人は対象外

■アナウンス機能などで特殊詐欺を抑制
電話機に機器をつなぐだけで、アナウンスと録音の機能が使えます。

□機器の特徴
(1)発信者に警告メッセージ
会話を録音する旨のメッセージが自動で流れます
(2)会話を録音
録音を自動で開始。電話を切ると録音が停止します
(3)取り付け工事不要
電話機と機器を付属の電話線でつなげるだけ。
工事不要です
※電話機に迷惑電話防止機能が備わっている場合、機器の設置は不要(ID:100175)

■固定電話への対策でさまざまな手口に効果
特殊詐欺では、巧妙な手口で金銭をだまし取ろうとしてきます。
機器を設置することで効果的に被害を防げます。

事例(1) 医療費を還付
市役所の職員を名乗る人物から「2カ月前に医療費の還付のお知らせを送ったが、回答がなかったため、電話している。申込期限は過ぎているが、今ならぎりぎり手続きが間に合う」とせかされ、ATMへ誘導される手口です。

事例(2) 通信料が未納
自動音声で「通信料の未納があるため、法的処置を取る」という電話。指示された番号を押すとオペレーターにつながり、お金を振り込むよう誘導される手口です。

事例(3) カード保護のため
クレジットカードが不正に使われたとの電話の後、銀行員を名乗る人物が自宅を訪問。カードを保護するため、暗証番号を一緒に封筒に入れ、割り印するよう迫ってくる。はんこを取りに行く隙に封筒がすり替えられる手口です。

▽今すぐできる対策も
固定電話の機能を使うことで、すぐにできる効果的な対策があります。
・在宅時も留守番電話に設定しましょう
・ナンバーディスプレイ※を使って信頼できる番号だけに応答しましょう
※NTT西日本では、70歳以上は申請で月額利用料が無料
「知らない番号には出ない、かけ直さない。お金の話が出たら、電話を切って消費生活センターなどにご相談ください」

問合せ:消費生活センター
【電話】683-0999

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