■今月の高槻な人 佐藤友美さん・央巳さんの好きなヒトandスポット
◆01 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
樫田小学校・幼稚園(田能)
○地域をもっと元気にする学校と子どもたち。
令和6年に開校150周年を迎えた樫田小学校。山間にある緑に囲まれた学校として、米作りや生き物との触れ合いなど、この環境ならではの学びを実践。また特認校として、学校区以外からの児童の転入学も認められています。「山の学校に子どもたちがいる風景が好きです。地域に学校が存在していることが樫田の元気になっているので、これからも末長く存続してほしい」と央巳さん。現在休園中の樫田幼稚園は小学校に隣接していて、「街から子どもたちに来てもらって、ぜひ再開してほしい」と友美さん。
◆02 「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
[ちゃりんこ喫茶10]久保天外さん
○高槻市内を自転車で走る移動ドーナツ屋さん。
「高槻の隅々までちゃりんこで回っているドーナツ屋さん。SNSでやりとりするようになって、『いい季節になったら中畑まで行きますね』って言ってくれてて、ほんまに来てくれた(笑)」と友美さん。エンジニアだった久保天外さんが「ドーナツも移動販売も好きなので」と1年前から始め、普段は北は摂津峡、南は枚方大橋あたりまでを回るそうですが、「[中ノ畑窯]までは、途中休み休みしながら、3時間半ぐらいかかりました」と。
・約10種類のドーナツを移動販売。近々妻の友佳子さんと、コーヒーとドーナツを提供する常設店を出す予定で、「それを私たちも楽しみにしています」と友美さん。
◆03 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
高槻しいたけセンター(田能)
○今では貴重となった原木栽培で育つシイタケ。
高槻森林観光センター内にあり、昭和53年から長くシイタケの原木栽培を続けています。「スーパーなどでよく売られている菌床栽培のものと違って、肉質が締まってます」と代表の渡邊美広さんが言うおいしさや品質は、今上天皇の大嘗祭に献上されたというほどのお墨付き。「『ここのを食べてから、シイタケが食べられるようになった』というパパ友さんもいました。シイタケ以外のキノコがあったり、ちょっと気になる雑貨があったりで面白いです」と央巳さん。
◆04 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
China kitchen 猫猫(マオマオ)(城北町)
○手際よく作り出されるやさしい味のチャイニーズ。
「なかなか街にゆっくり出かけることもないのですが、人の作ったごはんが食べたい時に思い浮かぶお店です」。そう言って佐藤夫妻が時々訪れる中華料理の店。「とにかく味が大好きだし、手際良いお仕事ぶりをこっそり席からのぞいたり、小気味いい仕事の音を聞いて、大手町の交差点を眺めたりしながらごはんを待つ時間も好きです」と友美さん。
◆05 「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
[自家焙煎コーヒー マウンテン]の西田竜一さん・吉美さん(芥川町)
○街を盛り上げてくれる高槻自家焙煎コーヒーの草分け。
25年前から続く、芥川商店街にある店。友美さんが結婚前に店主の西田竜一さんと吉美さん夫妻に夫婦での仕事についてアドバイスを受けたり、[マウンテン]が中心となって開催する「高槻手づくり市」に出展したりと、[中ノ畑窯]との関係も長い。「お2人ともすごくアグレッシブで。前向きな言葉しか出てこない。アドバイスも確か。私たちもお2人のように仕事を楽しんで続けていきたいです」と友美さん。
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