■今月の高槻な人 船井高志さんの好きなヒトandスポット
◆01 「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
[パティシエールUTAKO]中塚雅子(うたこ)さん(富田丘町)
○しっとりウィークエンドをはじめとした絶品スイーツ。
「かつてはパティシエを目指していたので、雅子さんが独立する前に雑誌などによく出てたのを、ケーキの大先輩として一方的に見てました」。そう船井さんが話す中塚雅子さんは、フランスでの修業や有名店を経て高槻で独立。船井さんと高槻で出会ってからは、結婚式で[パティシエールUTAKO]を引き菓子にするほどの仲良しに。「実は、ここのカスタードの味をひそかに真似するほど全体的においしいのですけど、一番好きなのはウィークエンド。他の店のよりもしっとりしていて食べやすい」と船井さん。
・マドレーヌのような生地にあんずジャムを塗りレモンの糖衣をまとったウィークエンド。「フランスのエスプリを感じながら、日本のここだからできるお菓子を作っていきたい」と中塚さん。
◆02 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
ロイヤルホスト高槻店(川西町)
○打ち合わせや考え事にぴったりなレストラン。
関西でも古くからある店舗で、平屋で古風な落ち着いた雰囲気が地元市民から愛されているファミリーレストラン。「[ROUTE271]を梅田に移転オープンする時や[丹青]を始める時、業者さんとの打ち合わせが結構あったのでよく利用していました。スタッフとのミーティングもここでやることが多いですね。それから、一人で考え事をする時、家だとなかなかはかどらないのでここに来ることがあります。適度ににぎわいはありますが、落ち着いて過ごすことができますね」と船井さん。
◆03 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
Hana’s Cafe(ハナズ カフェ)(氷室町)
○ふんわり玉子のシンプルなオムライス。
実家が庄所町で喫茶店をやっている林野昭彦さんが、トラック運転手から転職して17年前にオープン。多くのハンドメイド雑貨が店内に飾られて販売され、かわいらしい雰囲気に。「氷室町で店をしていた時に、近所なので通ってましたし、梅田に住んでいる時も、高槻にある妻の実家へ行く時などにはよく立ち寄ってました。なんせ妻がここのオムライスが好きで。どこ行く?って時に、[Hana’s Cafe]に!ってなりますね」と船井さん。
・「昔ながらのオムライスですが、卵は3個使って、ふんわり仕上がるようにしています」と林野店長。あっさりケチャップのチキンライスと合わさり、やさしい味わい。
◆04 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
真上町あたりの名神高速道路(真上町)
○名神高速道路の中でも一番美しい場所。
福井へ帰省する時や、京都や大阪に行く時に車で移動することが多いという船井さん。「名神高速道路はよく利用するのですが、個人的には、高槻の真上町あたりを走る道が一番きれいやなあと思います。なだらかな坂が真っすぐにずっと続いていて、走っていても気持ちいい。昼もいいですが、夜になるとさらに美しく。車が多くなるとテールランプがあちこちできらめいていて、とても好きな光景です」
◆05「ヒト」 TAKATSUKI NA HITO
[島珈琲]島規之さん(天神町)
○長い付き合いとなる焙煎アーティスト。
「[ROUTE271]が氷室町にあった時、近所に障がい者支援施設があって、そこのカフェで島さんが働いている時からの知り合い。ずっと付き合いが続いていて、オーナー同士としてよく話をしますね。安心して話すことができるやさしい方です」。そう船井さんが語るのは、コーヒー豆専門店[島珈琲]のオーナー・島規之さん。高校生の時の喫茶店でのアルバイトをきっかけにコーヒー豆にのめりこんでいき、焙煎アーティストとして自家焙煎を極めようとしています。
・店舗は和風な趣で、上宮天満宮の大鳥居脇というロケーションによく合っています。豆は「天然の甘みが強くて、そのコーヒー農園らしさが味わえるもの」をセレクト。
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