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今の時期、芥川でよく見られる6種類の水鳥を紹介します。冬鳥としてやってくるヒドリガモ、コガモ、オナガガモ、オオバンと、年中見られるカイツブリ、カルガモです。まず、ヒドリガモは、濃い茶色の顔に頭からくちばしにかけてのクリーム色が目立ちます。コガモは、小さくてとてもかわいらしく、顔の冬羽は茶色で、目の周りだけがきれいな緑色になります。オナガガモは、文字通り尾羽がすっと長く、頭が茶色く、首筋の縦に走る白線が特徴です。オオバンは、真っ黒な体の中におでこの白さが目立つので見つけやすいです。
一方、カイツブリは、餌を採るために潜っていることが多いため、見つけにくいです。紹介した中では最も小さくて、焦げ茶色の頭にくりっとした眼をしていて、薄茶色の首筋が特徴ですが、夏になると色が赤くなります。カルガモは、芥川で最も多く見られる水鳥の一つです。カイツブリと同様に、年中見られ雄雌ともに目の周りにある黒い横縞が特徴です。尾羽を含まず見た目の大きさ順に並べると、大きい方からカルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オオバン、コガモ、カイツブリになります。大きさを見比べるのも、違いが分かって楽しいですね。
(芥川倶楽部)
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