■第35回 柱本・三島江エリア
素敵なスポットや飲食店、お土産がたくさんある高槻。市内のエリアごとに市観光協会が紹介します。
(1)興楽寺
□奈良時代の僧・行基が創立
奈良時代に行基が創立したと伝わる寺。戦国時代に焼かれたとき、猛火の中から白鷺が一羽飛び去って淀川の洲に降り、人々が見に行ったところ観世音菩薩だったという言い伝えがある。
・境内にある立派なクスノキは遠くからもひときわ目立つ。
(2)くらわんか舟発祥地碑
□往時をしのぶ
江戸時代、淀川を往来していた淀川三十石船に「喰らわんか、喰らわんか」と呼び掛けて酒や食べ物を売っていた小舟が「くらわんか舟」。旅客船に食物を売る権利を徳川幕府から与えられていたという。
・淀川三十石船…米30石の積載量に相当する大きさで旅客運送を行う船。かつて淀川の伏見・大坂間を運航し、人や物資を運ぶ役割を担っていた。
(3)キッチンさくら
□手作りがモットー
モーニングやランチを楽しめる喫茶店が昨年4月にリニューアル。ディナー営業も開始し、フレンチをふるまう。喫茶店の雰囲気で味わうフレンチは本格ながらも庶民的で、気軽に楽しめるのが魅力。
・ランチではエビフライ定食やちらし寿司など、日替わりランチが多彩で人気。
営業時間:8:00~22:00(受け付けは21:30まで)
休業日:日曜
【電話】678-3244
(4)絆のみち
□三島江を学ぶ道
三島江にまつわる歴史解説が所々に掲示されている散歩道。かつて水害に悩まされた人々がどのように乗り越えてきたかが記されている。道中の休憩所で一休みしながら散歩できるのがうれしい。
・三箇牧認定こども園から南へ約1kmあり、三島江について詠んだ和歌も掲示されている。
問合せ:市観光協会
【電話】675-0081
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