「ボランティア活動ってハードルが高そうで、なかなか始められない」と思っていませんか。実は、自分の好きなことで、地域に貢献している人がいます。あなたも、始めてみませんか。
■ボランティア経験はある?
今、ボランティア活動を取り巻く状況はどういったものでしょうか。国の調査結果(右図)によると、多くの人が、「社会の役に立ちたいと思っている」ものの、ボランティア活動を「していない」状況です。なぜ、思いと行動にギャップが生まれているのでしょうか。
○ボランティアって…
・どんなものがあるの?
・どこでやってるの?
・体力がいる?
・仕事を休まなきゃ
出典:内閣府「社会意識に関する世論調査(R5年度)」(左グラフ)、
「市民の社会貢献に関する実態調査(R4年度)」(右グラフ)
■忙しい中で活動できる?
ボランティア活動への参加の妨げとなる要因で、一番多いのが「参加する時間がない(※)」でした。ボランティア活動をするには、「まずは団体に所属しないといけない」「活動するにはかなりの労力や時間が必要」などと考え、ハードルが高いと感じている人が多いようです。
※内閣府「市民の社会貢献に関する実態調査(R4年度)」
■地域の活動に目を向けてみよう
災害時の支援活動など長期間にわたる活動もありますが、もっと身近で手軽な活動もあります。あなたが住んでいる地域でも、1日だけ参加できる活動や、イベントの準備などのお手伝いだけといった「できるときにできることだけ」のような関わり方もあります。
(1)地域イベント
地域行事の運営など、地域の活性化につながる活動
(2)福祉活動
高齢者などの身の回りの手伝いや話し相手になるなどの福祉活動
(3)地域安全
見守り活動など、安全安心なまちづくりを目指す活動
■好きなこと×地域活動 楽しく貢献
関わり方や関わる先を考える視点の一つとして、自分の「好きなこと」を生かせるかどうかはポイントです。好きなことで誰かを元気にしたり、笑顔にしたりする。あなたの「好き」が誰かの大きな助けにつながるかもしれません。
自分の地域で、好きなことを役立ててみませんか。
○あなたの「好き」を生かそう
・アクセサリーを作るのが得意
・体を動かすのが好き
・子どもを楽しませるのが好き
・誰かの話し相手になりたい
次のページから、自分の好きなことで地域貢献している人を紹介します
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