■見逃さないで 自殺のサイン 気付いたら声をかけて
身近な人が落ち込んでいる、普段とは様子が異なるということに気が付いたら、ぜひ声をかけてください。救われるいのちがあります。
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◆きっかけは身近なストレスから
春は進学や就職・転勤など生活環境や人間関係などで変化が生じることが多い時期で、強いストレスを感じる人もいます。ストレスがいくつも重なったり長引いたりすると、こころや体にさまざまな不調をもたらし「もう死ぬしかない」という心理状態に陥ることもあります。自殺の多くは、このように追い込まれた末の死と言われています。悩みを抱えている人は1人で悩まず、周りの人や専門機関に相談しましょう。
◆周囲の人ができること
人は自殺を実行する前に何らかのSOSのサインを出すことが多いことが分かっています。周りで悩んでいる人がいたら、まずは声をかけてみましょう。あなたの勇気が、悩んでいる人にとっては大きな支えになります。
○声をかけるときの3つのポイント
・じっくりと耳を傾ける
本人の気持ちを尊重し耳を傾ける
・支援先につなげる
早めに専門家に相談するように促す
・温かく見守る
寄り添いながらじっくり見守る
○あなたの周りに、こんな人はいませんか?
・表情が暗く元気がない
・飲酒量が増えた
・体調不良の訴えが増えた
・遅刻や欠勤、ミスが増えた
・外出を避けたり、人付き合いを避けたりするようになった
◆こころと体のサイン
自分のこころや体から次のようなサインが2週間以上続いていると気付いたら、下表の専門機関に相談を。
・疲れやすく、元気がない
・食欲がなくなる
・人に会いたくなくなる
・悲しい、憂うつな気分になる
・心配事が頭から離れず巡る
・失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
・自分には価値がないと感じる
※年末年始除く
上表のほかにも「こころのオアシス(府こころの健康総合センター)」では府内の医療機関や相談窓口を検索できます
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問合せ:保健予防課
【電話】661-9332
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