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特集 未来へ続く 将棋のまち(4)

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大阪府高槻市

■今月の高槻な人 桐山清澄さんの好きなヒトandスポット

◆01 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
清鶴酒造の富田漬(富田町)
○徳川家康も食したと言われるシャキシャキ食感の漬物。
「高槻に名物のお漬物があるというのを知って、1回食べてみようと。食べてみると一般的な奈良漬よりもあっさりとしていておいしかった。それから時々買ってきては、ごはんと一緒に食べています」。桐山さんのお気に入りが[清鶴酒造]の富田漬。なにわの伝統野菜にも認証されている地元の服部越瓜(しろうり)を酒粕で漬けたものです。越瓜が採れた日の朝にすぐ水に入れアクを取り、翌日から2~3週間ぐらいで“漬け止め”。漬け込みすぎずシャキシャキの食感で口福に。
・富田漬は江戸幕府に献上された記録が残り、将軍や大名をはじめとして全国に名がとどろいていた。

◆02 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
ポンポン山
○高槻市と京都市をまたぐ市内最高峰でハイキング。
高槻市と京都市西京区境界に位置し、標高678.7mの高槻市最高峰。山頂で足踏みをするとポンポンと音がすることから、その名がついたとも言われ、長く高槻で暮らしている人は、実際に足踏みした人も多いのでは?桐山さんは健康のことを考えて、何度か登ったことがあるそうで、「そんな高い山は登れないんですけど(笑)、自然の中を歩くのは変化があって好きなんです。高槻市営バスで神峰山口まで行って、そこから登り始め、神峯山寺、本山寺を通って歩きました。ゆるやかな山道が続いて歩きやすいのがいいですね」

◆03 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
自宅近くの散歩道(宮が谷町)
○歩道が広く、安全で歩きやすい新しい道。
現役時代に家で将棋のことを考えて行き詰まった時、気分転換に家の近くを散歩していたという桐山さん。みやこ保育園やいかりスーパーマーケット、マクドナルドが面する交差点から名神高速道路高槻インターチェンジ方面へと下っていく坂道を、一時は毎日のように歩いていたそうです。「平成30年に高槻インターチェンジが開通した時に新しくできた広い道です。車道、自転車道、歩道にハッキリと分かれていて結構広く、坂の傾斜もゆるやかなので、すごく歩きやすい歩道なんですよ」と桐山さん。

◆04 「ヒト」TAKATSUKI NA HITO
清蓮寺 足立元明さん(富田町)
○高槻で活躍した画家の作品も所蔵する美しい寺の住職。
「大晦日の除夜の鐘は、毎年突かせてもらっているんですよ。子どもや孫が生まれた時、地蔵盆で名前入りの提灯を吊ってもらいました。足立さんは、大阪府立大学で工学を教えられていて、お話を聞いていると、いろいろ参考になることが多いですね」。桐山家とゆかりのあるこのお寺は、天正12(1584)年の開山。美しい庭には高槻の古木に指定された黒松があり、お堂には高槻を基盤に昭和初期に活躍した画家、中村孫四郎の作品が掲げられていて、芸術的な薫りも漂わせています。

◆05 「スポット」TAKATSUKI NA SPOT
高槻城公園芸術文化劇場(野見町)
○令和5年に南館がオープンした高槻の文化発信拠点。
高槻市文化スポーツ振興事業団理事長を務める桐山さんにとって、市の文化を発信していくための大切な場所。「南館にあるトリシマホールや太陽ファルマテックホールでは、音楽や演劇をはじめとするさまざまな催しが行われ、とても活発に利用されています。オープンした年の5月には、将棋界のタイトルの中でも最も歴史がある名人戦が開催されて盛り上がりました」と桐山さん。かつての高槻現代劇場も北館として活用されています。

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