■国民生活センター発表事例
・美肌治療のカウンセリングを予約したがリフトアップのモニター契約を勧められた。顔が少し腫れる程度と聞いて施術を受けたが、ひどく腫れてしまい、支払に納得できない。(30代 女性)
・駅前で声をかけられ、無料の医療脱毛の施術後にモニター価格で約46万円の契約をした。嘘の収入を書くよう指示されて個別クレジットを申し込んだので解約したい。(20代 女性)
○トラブルになりやすいケース
・「今すぐやらなければ間に合わない」などと不安をあおられ、モニター契約等による大幅割引を提案され、その日のうちに契約・施術することを急かされている。
・「痛みが少ない」「当日化粧できる」などと手軽で低リスクであるかのよのうな説明をされ、消費者が十分にダウンタイム・合併症の有無・薬剤の名称・副作用等について理解していない状態で契約している。
・クレジットの分割払いを勧められたり、支払能力以上の契約をさせようとしている。
脱毛や脂肪吸引、二重まぶたの手術と言った美容医療には緊急性はありません。急かされてもその場ですぐに契約することは避けましょう。
施術のメリットだけでなくリスクも医師から十分に説明を受け、自分でも調べてみましょう。クレジット等での分割払いを勧められても、長期間支払続けられるか慎重に考えましょう。嘘の収入を申告するよう指示された場合は契約せず断りましょう。
最近では男性のひげ脱毛やAGA治療でもこうしたケースが発生しています。ご注意ください。
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