中古自動車の売却トラブル -消費生活相談-

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■事例
私の車を売却しようとインターネットで事業者を探し自宅で査定してもらった。「今すぐ契約してくれたら10万円」と言われ、考える間もなく契約させられ、そのまま車をもって行かれてしまった。査定額によっては母に譲るつもりだったので、やはり売るのはやめようと思いすぐに電話をしたが、「もう返却はできない」の一点張りで返してもらえない。(30代女性)

中古車の売却に関する相談が増えています。事例のように強引に契約させられたケース以外にも、
・契約後すぐに解約を申し出ても高額なキャンセル料を請求された
・事故歴や修復歴を理由に契約後に査定額を減額された
といったトラブルが多数報告されています。

■中古車を売却する際気をつけること
・査定の場で即決せず強引に契約を迫られてもきっぱり断りましょう。できれば複数の事業者から査定を受けるなどし、落ち着いて決めましょう。車の売却はクーリングオフの対象外です。
・契約書はしっかり確認(契約の成立時期、キャンセル料がいつからいくら発生するのか等)。
・事故歴や修復歴を査定の際適切に伝えていたなら、契約後の減額に応じる必要はありません。

■一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)
車の売却に関する専門の相談窓口が設置されています。
【電話】0120-93-4595(平日9時～17時)
JPUCホームページ【HP】https://www.jpuc.or.jp/