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自治体の皆さまへ

国保中央病院より 患者安全について

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奈良県 三宅町

皆さんは、9月17日の「世界患者安全の日」をご存じですか?
「世界患者安全の日」とは、「患者安全を促進すべく世界保健機関(以下、WHO)加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすること」を目的として、医療制度を利用する全ての人々のリスクを軽減するために、2019年にWHO総会で制定され、患者安全を促進する事への人々の意識、関心を高め、国際的な理解を深めるとともに、各種媒体を用いて普及活動を推進しています。
患者さんが安心して医療を受けられるよう、安全の確保は最も基本的な要件の一つです。当院では、すべての職員が安全を最優先に考えて業務に取り組んでいます。しかし、個人の努力だけでは十分と言えません。そこで、病院全体として、多職種で連携しながら、より安全な医療のシステムを作り、安心して医療を受けられる環境を整えるよう努力しています。
また、患者さんもチームの一員としてとらえています。患者安全に関心を持っていただき、次のとおりご協力いただくことで、事故防止の効果を高めることができます。
(1)患者間違いを防ぐために、患者さんご自身にフルネームを名乗ってもらい確認させていただきます。
(2)受診時にはお薬手帳をご持参ください。重複処方防止や、適切な薬の処方に役立ちます。自分が飲んでいる薬をきちんと把握し、正しく服用してください
(3)薬や食べ物等でアレルギーがある場合はお知らせください。
(4)治療や検査の中で、「変だな。いつもと違うな。」と思うことがあれば、遠慮なく医療者にお伝えください。
(5)入院中は、転倒しないよう、滑りにくい靴を履いていただくようお願いしています。
(6)医療者から渡された書類、薬剤に書かれた氏名が自分のものかをご自身の目でご確認いただきます。
このように、患者さんが自分に行われる医療をチェックすることで、医療者だけではなかなか気が付くことができない間違いを見つけ出し、事故を未然に防ぐことが期待できます。安心して医療を受けていただくために、ご理解とご協力をお願いいたします。
医療に関するご意見やご要望、ご相談などがございましたら、お気軽にお問合せください。当院1階地域支援センターでも受け付けています。
看護部 リスクマネージャー 竹川光枝

問合せ:国保中央病院
【電話】0744-32-8800

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