■図書スタッフの推し本・発掘本
○植物少女
朝比奈秋(朝日新聞出版)
白い紙で作られた花の植物を配したモノトーンの表紙が、この本の植物状態の母とその娘の少しずつ変化する関係を物語っている。第36回三島賞受賞作。とても装丁が美しい本。手に取って眺められるのは紙の本の特権。(あ)
○火星ダーク・バラード
上田早夕里(角川春樹事務所)
舞台は近未来の火星。相棒の謎の死の真相を明かすために個人捜査に挑む刑事と遺伝子操作を施され特殊能力を持つ美少女のがっつり昭和なハードボイルドSFストーリー。こんな面白い本が今まで1回も借りられていなかったとは。(さ)
○もうじきたべられるぼく
はせがわゆうじ(中央公論新社)
もうすぐたべられてしまう「ぼく」が、最後におかあさんに一目会いに行くお話です。「ぼく」とおかあさんのとったそれぞれの行動に涙があふれて止まらないです。読むときはハンカチをご用意ください。絵本で号泣。(ち)
○好きになってしまいました。
三浦しをん(大和書房)
雑誌・新聞等に掲載された10年分のエッセイ集。「はじめに」を読んだだけで心をわしづかみされました。出会った人や旅先での出来事は「この時楽しかったなぁ」という思いが伝わってきて、クスッと幸せな気持ちになります。(ま)
■新着図書入りました
※ここに掲載している以外にも届いています。
・息が詰まるようなこの場所で 外山薫(KADOKAWA)
・近畿地方のある場所について 背筋(KADOKAWA)
・赤い月の香り 千早茜(集英社)
・わたしに会いたい 西加奈子(集英社)
・不便なコンビニ キム・ホヨン(小学館)
・ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編・Brother編 井上真偽(小学館)
・派遣社員あすみの家計簿1・2 青木裕子(小学館)
・ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒 島﨑今日子(文藝春秋)
・いまこそガーシュウィン 中山七里(宝島社)
・リカバリー・カバヒコ 青山美智子(光文社)
・これからの生き方図鑑 樺沢紫苑(光文社)
・心眼 相場英雄(実業之日本社)
・本所おけら長屋一~三 畠山健二(PHP研究所)
・世界で最後の花 ジェームズ・サーバー(ポプラ社)
・どすこいみいちゃんパンやさん 町田尚子(ほるぷ出版)
・100年ひざ 巽一郎(サンマーク出版)
・まんがでわかる犬のホンネ 犬はあなたにこう言ってます 三浦健太(アスコム)
・中島みゆき第二詩集 四十行のひとりごと 中島みゆき(道友社)
・その「一言」が子どもの脳をダメにする 成田奈緒子(SBクリエイティブ)
・すべてのことはメッセージ 小説ユーミン 山内マリコ(マガジンハウス)
・学校に行けない子どもの気持ちがわかる本 今野陽悦(WAVE出版)
■図書スタッフのつぶやき
おせちの中では黒豆が一番好きです。行楽弁当レベルの仕上がりですが、おせちは毎年手作りします。特に黒豆は大きな鍋でたっぷりと作ります。母直伝のレシピ通りに煮ると、ふっくら柔らかく冷めても固くなりません。錆びた釘を一緒に入れると那智黒のようなつやつやの黒に仕上がります。幸せ~♪
四姉妹・長女(あ)
■蔵書検索・利用案内
・蔵書検索【HP】http://www.lib-eye.net/town.miyake.lib/
・みぃも電子図書館【HP】https://web.d-library.jp/miimo_lib/
問合せ:政策推進課(MiiMo)
【電話】0745-44-3082
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