11月の担当:山本紗哉加
こんにちは!ユースセンタープロジェクトリーダーの山本です。MiiMo3階に構えるユースセンター(10代のためのスペース)を拠点にしながら、MiiMo1階や石見駅前などまちのさまざまなところに出向き、10代と共に時間を過ごしています。彼らの味方であり、友達であり、相談相手であり、時に師匠でもあったり。
三宅町における私の役割は、まちに10代の居場所を増やすことです。居場所というのは、物理的な場所だけを指すのではなく、「自分はここにいていいんだな」「自分は大切にされているな」「なんだか元気が湧いてくるな」など、一人ひとりが心地よく感じる場のことであり、人との関係性や、帰ってきてほっとするなぁという感覚もそうだと考えています。依存先が多いことは生きやすさにつながりますが、10代の学びと育ちの場は非常に限定的です。「お母さん」「先生」などの役割がなくても、“ただの”「○○さん」という肩書きのない大人だからこそできる関わりや見せられる生き様があるので、ユースセンターだけでそれを担うのではなく、まちのさまざまなところに10代が居場所だと感じられるような場がある、そんなあたたかな空気を皆様と一緒に醸し出していけたらと思っています。
立派なイベントを設えるよりも、日常の中の何気ない会話の中にこそ、それはある。最近特にそう感じています。月に数回(開催日はInstagramにて発信)、石見駅前にイスを並べてゆるゆると滞在しているので、ぜひお立ち寄りください。10代も大人も混じりながらおしゃべりしましょう。
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