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カード利用明細の確認はこまめにおこないましょう -消費生活相談-

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奈良県 三宅町

■事例
カード会社から口座の残高が足りないということで振り込み用紙が届いた。通帳記帳してみると、4カ月前から毎月1万円ほどカード会社に引き落とされている。何の料金かわからない。(90歳代男性)

○カード明細の確認は毎月必ずおこないましょう
相談者の手帳にそのカード会社のものと思われるIDとパスワードのメモが残っていたため、マイページにログインすると、毎月1万円の引き落としはインターネットの広告をきっかけに契約した電子書籍の代金であったことがわかりました。
電子書籍といった形のないものであったため契約・購入したという認識が希薄で、カードを利用したこと自体をすっかり忘れていたために起こったトラブルでした。毎月明細の確認をしていればもっと早い段階で気づくことができたでしょう。
もし口座の残高が十分にある状態であったなら、このまま何年間も気づかなかった可能性もあります。

○身に覚えのない利用があったときは、すぐにカード会社に連絡
今回は不正利用ではありませんでしたが、カードの不正利用被害は増えています。不正利用に気付くことができるのは、カード明細を確認し、身に覚えのない請求がされているのがわかったときです。
多くのクレジット会社は補償の期間を利用があった日から60日間と定めており、不正利用があった場合でも60日以上経ってしまうと補償の対象外となってしまう場合があります。そのため、毎月こまめに明細を確認する必要があります。普段利用していないカードだと確認がおろそかになりがちですが、忘れずおこないましょう。
身に覚えのない請求が上がっていた場合は、カード会社に連絡し、カードの利用停止と不正利用の調査を依頼しましょう。

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