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自治体の皆さまへ

奈良県医師会より 腎臓病にならない生活、なったらすぐに治療!

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奈良県 三宅町

みなさんの腎臓はお元気ですか?
(1)尿に異常がある、特に、たんぱく質が尿に漏れている(たんぱく尿)、(2)腎臓の働き(腎機能)が低下している、これら2つがどちらもなければ腎臓は元気です。
腎臓はよほど調子が悪くならないと「調子悪い」と言いません。したがって、みなさんは、自分の腎臓が元気かを定期的に調べてあげることが必要です。健診を受けると腎臓の検査が含まれますので、定期健診を活用して腎臓を定期チェックしてください。
腎臓病の予防には、「よい生活習慣」が大切です。よい生活習慣は、(1)たばこを吸わない、(2)肥満ややせすぎにならない、(3)運動習慣を持つ、(4)健康的な食事をする、などが大切です。このような生活をすると腎臓は喜びます。また、高血圧や糖尿病になると腎臓に負担がかかります。血圧や血糖値を適正な値に維持することも腎臓が喜ぶポイントです。
このように頑張っていても、腎臓が悪くなることがあります。どんな病気もそうですが、早く見つけて、早く治療することが大切です。最近になって、SGLT-2阻害薬というお薬に腎臓を護る効果が発見されました。このお薬は特に、尿にたんぱくが漏れている方に効果が高いと考えられ、腎臓病になった早期から開始すると、腎臓が悪くなる速度が緩やかになり、腎臓を喜ばせることができます。
腎臓を悲しませない生活を心がけ、定期健診を受け、腎臓が悪いと言われたらできるだけ早くかかりつけ医を受診してください。

問合せ:奈良県医師会
【電話】0744-22-8502

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