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自治体の皆さまへ

[国保中央病院より]訪問看護について

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奈良県 三宅町

国保中央病院訪問看護ステーションは令和2年に開設され、今年度で5年目となりました。周りの方々に「訪問看護ってどのような仕事をしてるの」「訪問看護って大変よね」という言葉をよく耳にします。訪問看護ってなかなかみなさんに知ってもらえていないのが現状です。目立たない縁の下の力持ちといったところでしょうか。
自宅で生活されているみなさんの中には、病院に入院していたが退院後は、以前と比べて病状に不安を抱く方、毎日傷の処置が必要である方もいらっしゃいます。また、がんと診断されたができるだけ長く自宅で生活することを続けたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。介護が必要な状況となったが、よく熱が出たり、入院を繰り返すようになったと感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。こういった方々のご自宅での療養生活をサポートするのが訪問看護の仕事です。「住み慣れた地域・自宅で安心して暮らし続けたい」、誰もが思う願いです。この願いの実現のため、私達は「その人らしく生きることをともに考え支援する」「安心して療養生活が送れるよう信頼関係を築き、質の高い心あたたかな看護の提供を目指す」ことを方針としてお仕事をしています。
訪問看護を利用するためには、かかりつけの医師からの訪問看護指示書が必要で、この指示書に基づき、訪問看護ステーションは看護計画書を作成した上で訪問看護を実施します。そのため、医師とステーションの連携がとても重要です。国保中央病院では、病院にステーションを開設しているので、この連携がスムーズで、かかりつけの医師が当院の医師であった場合、「顔がみえる連携」を行うことができます。外来スタッフ・病棟スタッフとの連携はもちろんのこと、当院の地域支援センターの調整によりケアマネージャーや地域の在宅サービス担当者との連携もスムーズです。我々は、利用者のご自宅での生活をサポートしていきたいと思います。何かご不安な点があればご相談ください。

訪問看護ステーション 看護師 穴田暢恵

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