全国有数の柿産地である五條市・下市町にまたがる「五条吉野地区」で、土地改良事業により整備された農業用水利施設を改修するために農林水産省の国営施設応急対策事業が令和元年から着手されていました。当事業が今年度で完了を迎えるにあたり、五條市庁舎において近畿農政局をはじめ奈良県・五條市・下市町・五條吉野土地改良区等関係者約50名が出席し、事業完了報告会が執り行われました。
総事業費約12億円の当事業が完了することにより、造成された農地への農業用水の安定供給、また農業経営の継承や生産性の向上など、今後の発展が期待されると共に、既存の畑(栃原地内)へ水を供給する県営事業も平行に進められており、更に充実した農業生産が営まれることとなります。
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