謹んで新年のご挨拶を申し上げます

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◆上北山村長　山室　潔

“村民の皆様へ　年頭ご挨拶”　令和6年元旦
あけましておめでとうございます。新春を迎え、本来ならばお祝いから始めたいところですが、新年早々、能登半島での震度7の地震・津波が発生し、たくさんの方が被害にあわれました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、また被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。
さて、昨年は内憂外患の度合いが深まった年であったように思います。混迷が進む世界情勢のなか、国のかじ取り役は責任重大であり苦労が絶えぬと拝察いたしますが、願わくば国民の幸せが上昇していく方向へ導いていただきたいと願っています。
それでは令和6年度の抱負や計画を申し上げます。
(1)和佐又ヒュッテについて、キャンプ運営にとどまらず各種イベントを企画し運営基盤の強化を図ると同時に、フォレストかみきたとの連携を強め、村の賑わい作りを図ってまいります。(2)今期も冬の大台ヶ原モニターツアーを行い、“東の大台ヶ原、西の和佐又”というキャッチコピー・グランドデザインをさらに推し進めていきます。(3)林道白川又線災害復旧工事箇所からの先線を整備し、このエリアの利用について具体的な方策を立てて参りたいと考えます。(4)白川～河合間対岸道路について、早期開通を目指します。(5)移住定住者を対象とした村営住宅整備事業について、原口団地に2戸新築する予定で、令和6年度中の完成を目指します。また、西原地区からの要望もあり、この地区での住宅建築を検討して参ります。また、既存の村営住宅の改修事業について令和6年度の完了を目指し、住環境の整備に努めて参ります。(6)やまゆり学園校舎について、本年度中に改修計画をたて、令和7年度の完成を目指します。(7)小型水力発電設備の検討を行って参ります。(8)スクールバス・コミュニティバスの路線再編・ダイヤ改正後の新たな運行に対する課題について見直しを行って参ります。(9)健民グラウンドの再整備について、村内住民の利用を想定し、老朽化した設備の撤去・新設とともに、芝生公園化する方針で事業を進めて参ります。(10)区長要望について、主意に沿うべく実施して参ります。
その他、今後も上北山村の賑わいを作り上げていくという基本理念のもと、地道に取り組んでいきたいと思います。
村民の皆様におかれましては、どうか昨年同様お力を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

◆上北山村議会議長　岩本　泉治

新年あけましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、令和6年の新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。年頭にあたり、上北山村議会を代表いたしまして謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
また、日頃より村議会へのご理解と議会活動に対しまして格段のご支援・ご協力を賜り議員一同厚くお礼申し上げます。
元日に石川県能登半島でマグニチュード7.6の地震が発生し、広域な地域で甚大な被害が発生しております。お亡くなりになった方々に心より哀悼の意を表しますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、ウクライナ情勢等の影響による原油価格・原材料費の高騰、食料価格等の高止まりとなるなど村民生活にも大きな影響があった1年でもありました。また、新型コロナウイルスが感染症法上の2類から5類へ変更され、日常生活を回帰する目途が立ちました。
一方で、少子高齢化への対応、山村振興対策、地域経済の活性化、移住定住の推進、デジタル化など多くの課題についても、執行機関と互いに村政発展のために取り組んで参りたいと存じます。
村民の皆様には、一層のご指導とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また村内においては、昨年5月には大台ヶ原マラソン、7月にはふるさと上北夏祭り、9月にはヒルクライム大台ヶ原など多くの行事が、コロナ前に近い規模での開催をすることができました。
10月には和佐又ヒュッテを新たにグランドオープンさせることができました。
世界遺産「大峯奥駆道」への登山基地として年間数多くの登山者に親しまれることを期待しております。
今年の干支は、「甲辰(きのえ・たつ)」です。「甲(きのえ)」は、物事に対して耐え忍ぶ状態を表すとともに、生命や物事の始まり、成長も意味します。「辰」は十二支の中でも唯一の空想上の生き物「龍」のことであり、その文字は「振るう」という文字に由来しており自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表します。
本年が、村民の未来を拓く素晴らしい一年となりますこととともに、飛躍ある一年なりますことを心からご祈念申し上げ、新年
のご挨拶とさせていただきます。