県内各地をつなぐ寄席イベントが開催されました

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「トライアングルショー伝統話芸と音楽の調べ　奈良県各地をつなぐ寄席」というイベント名で実施されたこのイベントは、文化振興のための奈良県の補助金を活用し、県内の文化団体が地域同士を「つなぐ」ことにより、相乗効果を生み出し、奈良県の芸術文化を広く楽しんでもらうことを目的として開催されました。
本イベントは昨年、下北山村のみで開催を予定していたところ、開催直前に新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていましたが、今年は、感染対策を行ったうえで宇陀市と下北山村の2ヵ所で実施することが出来ました。
2月は宇陀市にある「たかぎふるさと館」、3月は下北山村の「吉野杉ホール」で開催いたしました。
3月5日(日)に行った下北山村の開催では80名近くの方が会場に足を運んでくださり、満員御礼での開催となりました。
当日は奈良家亮太さんによる落語から始まり、村内在住の音楽ユニットお2人によるポップス、下北山村の民謡披露、最後に旭堂南龍さんによる講談と、すばらしい内容の寄席イベントとなりました。
また翌日には講談師、旭堂南龍さんによる小学4年生から中学3年生までを対象とした、講談について学ぶ出前授業も行われ、生徒たちは壇上で講談の体験を行ったりしながら、日本の伝統話芸について学びました。