10月25日、下北山小中学校と上北山やまゆり学園を会場に、第68回奈良県へき地教育研究振興大会(下北山村・上北山村大会)が開催されました。
へき地における教育の実践について研究するとともに、へき地が抱える教育上の諸課題について協議し、その振興と充実を図ることを目的に開催され、3つの分科会と全体会に、県内外から延べ431名の参加者をお迎えしました。
本大会では「主体的・協働的に学び、ふるさとへの誇りと夢をもった人間性豊かな北山っ子の育成」を大会主題とし、午前中は両校で公開授業や児童生徒による舞台発表と、PTAによる活動報告がありました。公開授業では両校の6年生教室をオンラインで繋ぎ、意見交換をしながらの授業も行いました。
午後の全体会では、「西村記念館・旧チャップマン邸の会」事務局長の西山修司氏を講師にお迎えして、「西村伊作が目指したこと」という演題で記念講演を行いました。
本村出身の西村伊作は、大正10年に東京駿河台に「文化学院」を創立したことで有名ですが、同時に建築家としても活躍しており、現代の教育や建築に繋がる先進的な活動であったことが紹介されました。
当日は、奈良県教育長をはじめ多くの教育関係者、奈良県議会議員、両村長、両村議会議員等、多くの皆様にご臨席賜り、また、PTAや学校関係者の皆様のご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
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