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下北山村 森のしごと記2 ー第1回ー

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奈良県下北山村

こんにちは。地域おこし協力隊の長柄(ながら)です。2月で終わったんじゃなかったのかっ。と、いぶかしく思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、いたずらに思わせぶって奇数月にずらして「2」で継続させて頂きます。ご声援大感謝。5月からも引き続き森のしごとをご紹介させて頂きます。もちろん、本業の森づくり知識技術の向上には全力で励みます。さて、令和6年度5月からの森のしごと記は、投稿紙面4段構成のうち最下段を新2年生の金原博之さん(以下「金原伐倒斎」と呼びます。)にお任せすることとなりました。金原伐倒斎は、昨年4月に協力隊へ入隊しましたが、下北山村への来村以前は愛媛県における二十数年間の林業経験を蓄積する大ベテラン林業施業者です。そんな金原伐倒斎に、私が協力隊上級生として示せる林業知識や技術は、ほぼ、いえ皆無であり、今年度、私が語る「森のしごと」に下剋上の監修を頂き、より正しい情報を村の皆さんにお届けする試みを展開します。決して昨年度のしごと記がうさんくさいという訳ではないのですが。いえ、言葉で盛っていた分、結構怪しいかもしれません。
今年度、二人は同じ話題で打合わせせずに原稿を書きます。時には、私と伐倒斎で真っ向反対の主張が掲載されるかもしれませんが、そこは私の新鮮未熟と伐倒斎の熟練頑固がぶつかる所です。笑って読み流してくださいませ。なお、私もこの村で1年半の林業経験を積みました。もう素人とは言わせません。ガチで原稿つくります。まけないぞ。

▽チェーンソー
満を持しての出番となりました。林業の主役というべきこの機材の解説を初年度一年間あえて避け、私の操作がこなれるのを待っていました。「チェーンソー」は、細幅の小さいカンナの金物を数珠状に繋ぎ、これをエンジンの力で回転させて木を切断する道具です。初心者だった頃の私にとってはホラー映画のジェイソンが使う凶暴際まりない凶器であり、こんな危なっかしい機材を自分で扱うのはとても恐ろしいことでした。正直に言いますと、まだちょっと怖いです。
この装置の特徴は、
(1)ちゃんと使えば木が伐れる。
(2)間違うと腕や足も切れる。
(3)体の近くで使うのがコツ。
です。(3)は、重たいチェーンソーにビビッて体の遠くで操作しようとすると「脇があいて」しっかり保持できず、かえって危険ということです。さて、金原伐倒斎の見解はいかに??期待しましょう。

■おしえてばっとうさい!!
▽チェーンソーとは
一、山林作業になくてはならない道具と心得よ
一、エンジンやモーターから得られた駆動力を刃に伝えて切っていく道具である
一、刃の回転スピードと切削力、チェーンソーのトルク性能が大事である
一、刃はのこぎりとカンナのごとく常に鋭く研いでおくべし
一、チェーンソーエンジンは突き抜ける高回転型にチューニングすべし

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