5月7日(火)、池の平公園招魂社におきまして、第79回「戦没者招魂慰霊祭」がしめやかに執り行われました。
式典は森岡教育長の開式の辞から始まり、南村長の式辞、栗本武平村議会議長並びに山本洋遺族会長の追悼の辞に続き、過去の戦争で犠牲になられた二百十三柱の英霊のお名前が読み上げられました。その後、参列者全員による献花、遺族会長の謝辞、そして式典の最後に、教育長の閉式の辞で幕を閉じました。
村長は式辞の中で「最愛の肉親を失われ、決して癒されることのない深い悲しみを胸に、79年の歳月を経た今日に至るまで、長い苦難の道を歩んで来られましたご遺族の皆様の心情を拝察いたしますと、悲痛の思いが胸に迫ってまいります。皆様のそのご労苦に対し、改めて心から深甚なる敬意を表するものでございます。歳月は流れ、親から子へ、子から孫へと世代が交代しつつありますが、私たちはこの惨事を風化させることなく、戦争の悲惨さを後世に伝えるとともに、今日の平和と豊かな生活が、尊い犠牲の上にあることを決して忘れてはなりません。」と述べられ、私たちも平和の大切さを改めて考える一日となりました。
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