7月11日、下北山スポーツ公園において、村民69名の方の参加のもと「差別をなくす村民集会」が開催されました。
開会行事では、森岡教育長が開会の辞を述べ、続いて南村長より主催者の挨拶並びに村民の方に、あらゆる差別や人権侵害を許さない村の取り組みのご理解やご協力をして頂いていることに対する謝辞を申し上げました。
式典終了後は、いのちの講演家 岩崎順子さんによる「いのちから、いのちへ」~生かされていると気づいた日~という演題で、講演いただきました。岩崎さんは、夫とその子ども3人の5人家族でした。ある日、夫が健康診断を受けた際に肺に小さな癌が見つかり、初めは手術をしたら治ると思っていましたが、別の箇所に転移していたそうです。
子どもたちも父親が癌であることを知り、家族全員で父親を支え、一日でも長生きできるよう懸命に看病しました。命を頭で考えるのではなく、五感で体験したことで、誰もが生かされていると気づいた講演会でした。
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