令和6年 第2回 下北山村議会6月定例会を開催(2)

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▽質問者…松本良三議員
質問：村内の国道整備について
下北山村は国道・県道で村を一周できる地理となっており、2車線化の整備が県により進められております。
令和元年度からは県道深瀬工区の改良事業が開始され、令和7年度には完了する見込みのようです。深瀬工区が完了すれば、村内周遊道で未改良となるのは国道425号池原坂のみとなります。
池原坂については、部分的な改良は実施されていますが、狭隘でカーブがきつく危険な箇所が多く残っています。
深瀬工区の改良が完了し、引き続き池原坂の改良が事業化できるように、村では県に要望する考えがあるのかお尋ねします。

答え：農林建設課長
県道上池原下桑原線の深瀬工区につきましては、現在2号橋の橋台とその付近の大型ブロックを施工中です。現在の状況ですが来年度に橋梁の上部工の施工等を予定しているとのことです。吉野土木事務所に確認すると当初の予定では令和7年度完成見込みでしたが、予算確保の状況にもよりまして、今のところ令和9年度に共用開始となる見込みとのことでした。
国道425号池原坂につきましては、以前から狭隘箇所の改良等を強く要望しており、用地等の交渉についても村では先行して行っております。深瀬工区の早期完了、池原坂の狭隘箇所の改良につきまして、引き続き奈良県に対して要望していきます。

▽質問者…北德次議員
質問(1)：地積図による私有地と里道、および水路の表示が現状にそぐわない点について
地積調査と使用者の区別が明確化できてない所がありますが、何とかならないか。

答え：農林建設課長
以前、寺垣内に土地を所有されている方からもお話があり里道と思って使用していた場所が私有地であったいうことですが、地積調査事業では本人もしくは代理人の方が立会いして現地を確認し、理解された上で地積調査にて登記を行いました。現在の公図でもまた、旧公図でも示されている通り、質問を頂いた土地は間違いなく私有地ということになります。
里道の払い下げをして欲しいというお話がありましたら、利用していない里道なのかを調査しまして、区長や周辺の住民の方に確認し、問題無ければ村の方で払い下げ手続き等もできますので、相談して頂きたいと思います。

質問(2)：農地及び農業用施設小規模災害復旧事業補助金について
農地及び農業用施設小規模災害復旧事業による石積修復の補助金額は、20年前の平成16年より改正が行われておらず、昨今の人件費や資材価格の上昇もあり、実勢に応じた補助金額の増額を検討頂きたい。

答え：農林建設課長
現在の人件費やコンクリート等資材費の価格上昇の状況を調べて、補助金につきましては今後検討させて頂きます。