奈良市杉岡華邨書道美術館の館長をされている高木厚人氏から「かな書」の作品を寄贈していただき、12月6日に感謝状を贈呈しました。
高木先生は、杉岡華邨先生のお弟子さんにあたり、日本のかな書を代表する書道家のひとりで、昨年度には日本芸術院賞を受賞するなど、これまでに数々の賞を受賞されています。
ご寄贈頂いた作品は、紫式部の源氏物語のなかに出てくる歌を題材にしています。
作品タイトル:「月」
「九重に きりやへだつる 雲の上の
月をはるかに 思ひやるかな」
※高木先生には新庁舎玄関の「下北山村役場」と「定礎」の文字を揮毫していただきました。
下北山村池原出身の方のお孫さんで、京都市立芸術大学を卒業され、デザイン会社に勤務しながら作家活動を続けている野口結貴氏から「ろうけつ染め」という技法をもちいて村の花に指定されている川つつじをデザインし制作されたすばらしい作品を寄贈していただき、12月7日に感謝状を贈呈しました。
作品タイトル:「続く、真夏のノスタルジー」
作品サイズ:「ろうけつ染め/綿布/1.8m×1.8m」
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