奈良県広域消防組合管内では、昨年令和6年に266件の火災が発生しています。寒い季節となり火災件数は上昇傾向です。これ以上悲惨な火災を起こさないよう、自宅の防火対策は万全か、今一度見直しましょう。
■住宅用火災警報器
住宅火災における死者の大半は煙による一酸化炭素中毒を原因とした逃げ遅れによるものです。
こうした逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
⇒設置する必要がある場所…寝室、階段上、台所(任意)
※詳しくは吉野消防署まで
■感震ブレーカー
大地震発生時、火災の約6割が停電復旧後の通電による転倒・破損した器具や配線からの出火等が原因です。そういった電気火災対策には、自動で電気を遮断する感震ブレーカーが非常に有効的です。電気火災から命を守るために、感震ブレーカーの設置を検討してはいかがですか??
■住宅用消火器
消火器といえばお店などに設置されているイメージですが、住宅用の小型消火器もホームセンターなどで簡単に購入することができます。消火器は初期消火する上で非常に有効なものです。
万が一初期消火ができず、炎が大きくなってしまった場合は迷わず避難し、119番通報しましょう!
問合せ:奈良県広域消防組合 吉野消防署
【電話】0746-32-1011
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