文字サイズ
自治体の皆さまへ

福祉だより

15/23

奈良県十津川村

■認知症について知ろう
~9月21日は世界アルツハイマーデー~
◇三大認知症
認知症には、三大認知症(アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症)と言われる認知症があります。

01.アルツハイマー型認知症
脳が全体的に委縮する病気です。
記憶障害が強く表れるのが特徴で、過去のことよりも最近のことを覚えておくことが難しくなります。
日時や季節などがわからなくなり、考えるスピードも遅くなります。

02.脳血管性認知症
脳の血管がつまったりして、脳の細胞がダメージを受けることで発症します。しっかりできることと、おぼつかないことの差が大きくでます。
一日のうちでも症状の変動が大きくでます。

03.レビー小体型認知症
レビー小体という特殊なたんぱく質がたくさん増えて脳の神経細胞が壊れて発症します。
幻視や妄想などが特徴で、手が震えたり筋肉がこわばったりなどの神経症状も現れます。

・認知症疾患者の約9割が三大認知症です

◇認知症になりにくくする心がけ
脳血管性認知症の場合、高血圧や高脂血症、肥満などの対策をとると有効です。また、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症では、生活習慣病対策が発症のリスクを減らすことが示されています。
食事や運動、睡眠など、生活習慣に気を配ることで認知症の発症や進行を遅らせられることができます。

※認知症状が、本人・家族にみられたら、早めに医療機関を受診するか、福祉事務所までご相談ください。

問合せ:福祉事務所
【電話】0746-62-0901

■介護予防教室のお知らせ
福祉事務所では、健康寿命の延伸を目的として、村内在住の65歳以上の人を対象に各種教室を開催しています。参加費はすべて無料です。

◇ここちヨガ教室
簡単なストレッチや、椅子を使ったヨガを行います。
何歳になっても自分の手で食べ、自分の足で歩き、自分の力で排泄するという体を目指します。

◇音楽でできる認知症予防教室
音楽は、人の認知機能・感覚機能・運動機能をバランスよく使うことを必要とします。
音楽に合わせたリズム体操や脳トレ、簡単な楽器演奏を通して、楽しく認知症を予防します。

◇理学療法士による健康体操教室
握力や立ち上がりスピードなど、簡単な身体機能測定を行います。
フレイル(※)を予防して、いつまでも自宅で元気に過ごせるように、『いきいき百歳体操』を実施します。

※フレイルとは
健康な状態と、要介護の状態の中間を意味します。
高齢者のフレイルは生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症を引き起こします。

問合せ・参加申し込み:福祉事務所
【電話】0746-62-0901

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU