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議会だより

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奈良県十津川村

■第3回定例会
令和5年9月14日(木)から19日(火)まで、十津川村議会「第3回定例会」を開催し、各会計の決算認定、補正予算、条例の制定など各議案について慎重に審議しました。19日の一般質問では、3人の議員が村政全般について質問を行いました。
今回審議した内容は、次のとおりです。

◆報告
◇令和4年度十津川観光開発株式会社経営状況の報告について
村が出資している十津川観光開発株式会社の経営状況について報告を受けました。

◇令和4年度健全化判断比率等について
令和4年度健全化判断比率等について報告を受けました。

◆決算認定
◇令和4年度十津川村各会計歳入歳出決算認定について
令和4年度の一般会計及び特別会計の決算について認定しました。

◆補正予算
◇令和5年度十津川村一般会計補正予算(第4号)
歳入歳出それぞれ2億2002万7千円を追加し、総額を62億2213万6千円としました。

◇令和5年度十津川村国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
歳入の補正を行いました。

◇令和5年度十津川村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
歳入歳出それぞれ10万1千円を追加し、総額を6924万3千円としました。

◇令和5年度十津川村介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
歳入歳出それぞれ2655万3千円を追加し、総額を6億9662万8千円としました。

◇令和5年度十津川村簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
歳入歳出それぞれ280万円を追加し、総額を3億1146万8千円としました。

◇令和5年度十津川村十津川温泉事業特別会計補正予算(第1号)
歳入歳出それぞれ359万9千円を追加し、総額を3197万1千円としました。

◇令和5年度十津川村湯泉地温泉事業特別会計補正予算(第2号)
歳入の補正を行いました。

◆条例
◇十津川村簡易水道事業の設置等に関する条例
総務省の「公営企業会計の適用の推進要請」を受け、令和6年度からの適用に向けて条例の制定を行いました。

◆人事
◇教育委員会の委員の任命について
1名の委員が9月30日で任期満了となるため、次の1名の任命について同意しました。
※詳しくは本紙に掲載されています。

◆計画変更
◇十津川村過疎地域持続的発展計画の変更について
計画の変更を行いました。

◆その他
◇財産の無償貸付について
建物の種別:
(1)役場庁舎地下1階スペース(地下会議室)
(2)役場庁舎地下1階スペース(元救急運転手控室)
無償貸付の目的:
(1)商工会活動の推進を図る施設として
(2)食中毒の発生、飲食に起因する感染症を防止し、食品の品質その他食品衛生の推進を図る施設として
無償貸付の相手方:
(1)十津川村商工会 会長 古田 雅文
(2)十津川食品衛生協会 会長 小西 匠
無償貸付の期間:貸付契約締結の日から令和9年3月31日まで

◆一般質問
◇ホテル昴の最近の経営状況についてお伺いします。
(千葉浩一議員)

答弁:十津川観光開発株式会社の前期決算について、概要をご説明します。令和4年度のホテル昴の宿泊者数は7653人で、対前年比2450人の増、また、コロナ前の令和元年度と比較しても212人の増となりました。受託事業を含めた営業収益は、2億985万5千円、前期比較6054万円で、40.5%の増収となり、5年ぶりに2億円を超える収入を計上することができました。費用については、極力節減に努めたものの、物価高騰に伴う売上原価や光熱水費等の増加により、営業費用は2億543万9千円、前期比較3954万8千円で23.8%の増加となりました。最終的な純利益は、村への賃料を差し引く前で、852万5262円の黒字となっております。これまでの食材原価率の改善、食事プランの充実、リピーター客の獲得などの努力による成果が、形となって表れたものと感じています。

◇職員の人事異動の基準についてお伺いします。
(中拓也議員)

答弁:まず村民の皆様に対してより良好なサービスの提供ができること、また組織として円滑に機能するように職員の配置を考えています。その上で、一般職の同じ課での在職期間は、職員が能力を発揮できるように、より幅の広い経験をさせながら、柔軟性を持った対応ができるよう、5年を目安にローテーションを考えています。その他専門性が求められる、保育士、看護師や土木・建築の技術職員といった資格を必要とする職員の配置については、長期配属がふさわしいと考えています。職員には、研修など能力向上の機会を図っていきたいと思っています。

◇村の観光資源をどのように活用する考えなのかお伺いします。
(温井利一議員)

答弁:観光客の少ない村外の団体では入込数を増やすという課題がありますが、本村には十分な観光客の入込数があるという認識を持っております。令和4年度の主な村内観光地の入込数は、谷瀬の吊り橋で約14万人、道の駅で約20万人、玉置神社で約6万人、瀞峡で約4万人となっております。本村における観光振興の課題は、入込数の増加よりも、いかに収入を上げるかという点に尽きると考えております。観光振興施策においても、主役は村民であると考えます。村民の皆様の当たり前の暮らしを守りつつ、産業に従事される人々の所得の向上、またそれによる地域経済の循環こそ、観光振興に求められている取り組みだと考えております。

■第3回臨時会
令和5年10月12日(木)、十津川村議会「第3回臨時会」を開催し、令和5年度補正予算などを審議しました。
今回審議した内容は、次のとおりです。

◆補正予算
◇令和5年度十津川村一般会計補正予算(第5号)
歳入歳出それぞれ1382万3千円を追加し、総額を62億3595万9千円としました。

◆契約
◇工事請負契約の締結について
契約の目的:林道災害復旧工事 川津今西線(1号箇所)
契約の方法:条件付一般競争入札
契約の金額:3億3741万2900円
契約の相手方:田野上・藤村 特定建設工事共同企業体

◆その他
◇訴えの提起について
所有権移転登記手続請求(4件)及び所有権移転仮登記抹消登記手続請求(1件)に関する訴えの提起について議決しました。

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