議会だより(2)

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◆その他
◇指定管理者の指定事項の変更について
山村振興センターの指定管理者について、指定事項の変更を行いました。
事項名：指定期間
変更前：令和3年4月1日から令和6年3月31日まで
変更後：令和3年4月1日から令和5年12月17日まで

◇訴えの提起について
所有権移転登記手続請求(1件)に関する訴えの提起について議決しました。

◆一般質問
◇村の次世代を担うリーダーを育てることは、教育の重要な役目と考えます。具体的な取組を行う考えはありますか。
(温井利一議員)

◇答弁
次世代のリーダーを育てるために、まず、小中学生の教育に力を入れたいと考えます。これからの社会が変化し、予測困難になっても「自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動」できる子ども、いわゆる「生きる力」を身に着けた子ども達を育てることに力を入れています。
具体的には、「生きる力」の構成要素の1つである「基礎学力」を身に着けさせる取組として「読解力の向上」に取り組んでいます。児童生徒に配布されている1人1台のパソコンを活用して電子図書・電子新聞・リーディングスキルテストを実施するとともに、さらに各学校でも読解力向上に向けた独自の取組を実施しています。また、同時に村を知り郷土愛を育むような取組にも力を入れています。

◇デマンドタクシーについて、東区(東部地域)に限り新宮方面とありますが、貸切り等のタクシーの補助があれば透析及び通院の交通問題など改善できるのではないでしょうか。
(玉置公三議員)

◇答弁
村営タクシー(デマンドタクシー)は、令和4年4月1日から全村での運行を行い、令和5年1月からは土日運行を開始しています。12月1日現在で388人が登録し、利用されています。通行区域ですが、東区東部については、この地域に限り、新宮方面への運行を行っており、新宮方面の乗降場所については、「熊野川診療所」「新宮駅」「新宮市医療センター」「那智勝浦町立温泉病院」「紀南病院(阿田和)」などとなっています。乗降場所は、各乗降先の地域公共交通協議会等で承認を受けた場所に限定されており、先に申し上げた乗降場所以外での村営タクシーの乗り降りはできません。東区東部地域の例外を除き、村営タクシーについては、村内での運行を基本としておりますが、今後は村外への通院などのニーズに対応して、村内・村外2本立ての運行について、実現可能か検討をしていきたいと思います。

◇住宅の建設にあたって木材利用は欠かせません。村でも木材利用にあたっては、補助制度があると思いますが、その概要を教えてください。
(松葉正久議員)

◇答弁
村内における木材利用の拡大を図るため、木造住宅等の新築、既存建築物の増改築・修繕に対して、村産材購入費の一部を補助しています。補助要件は、村産材購入量1立方メートルにつき12万円で、木材購入額の80%以内を上限とした補助となっています。集合賃貸住宅にあたっては、木材購入額の80%の定率補助となっています。これまでに住宅の新築はもちろんのこと、倉庫や賃貸住宅、また住宅における内装部分、壁やフローリングにもこの補助事業を活用いただいています。

■第1回臨時会
令和6年1月25日(木)、「第1回臨時会」が開催され、令和5年度一般会計補正予算、条例の一部改正などを審議しました。
今回審議した内容は、次のとおりです。

◆補正予算
◇令和5年度十津川村一般会計補正予算(第8号)
歳入歳出それぞれ440万円を追加し、総額を64億4788万5千円としました。

◆条例
◇十津川村手数料条例の一部を改正する条例
戸籍法の一部改正に伴う地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に準じた改正をするとともに、字句の整理を行うため条例の改正を行いました。

◆その他
◇指定管理者の指定について
施設名：十津川村特別養護老人ホーム「高森の郷」
指定管理者となる団体の名称：社会福祉法人　明和会(北海道樺戸郡新十津川町字中央13番地26)
指定の期間：令和6年4月1日から令和9年3月31日まで

◇十津川村過疎地域持続的発展計画の変更について
谷瀬吊り橋周辺整備事業を計画に追加しました。

◇財産の取得について
取得する土地の表示及び物件：
・十津川村大字上野地65番2(山林　車庫)
・十津川村大字上野地65番5(山林　店舗)
取得価格：7000万円