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自治体の皆さまへ

村政懇談会(4)

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奈良県十津川村

◆交通
◇デマンドタクシーの運行は10月1日からどう変わるのか
村外への外出のときの対応も検討していただきたいです。
(東区)

・東区東部では、試験的に毎日利用できるように運用します。
試験運行ですが、東区東部の皆さんは毎日利用できるようになり、予約は2日前まで可能となります。運行時間は基本的には8時から17時までですが、診療所の予約が8時の場合などは早めに対応していただけます。今後、運行範囲を五條、本宮などにも展開していきたいと考えています。
村内での運行についても、今以上に展開していきたいと考えています。現状の運賃は片道100円ですが、村外への運行については料金体系の変更を考えています。
十津川村の公共交通の不自由さに慣れてしまわずに、都市部と同等の公共交通機関の使用ができるように、考え方を変えていかなければと考えています。

◆その他
◇谷瀬の吊り橋も渡るだけで人が留まらない。北部にも人が集まれる場所を考えていただきたい
谷瀬の吊り橋の周辺整備には、どれくらいの費用がかかっていますか。
(神納川区・西川区)

・谷瀬の吊り橋周辺の村有施設を解体し、展望テラスから橋を眺められる、人が集ってくつろげる場所になるよう整備を進めています。
谷瀬の吊り橋周辺の村有施設は、購入価格が7000万円。解体費は8965万円です。この費用が「安かった」と思っていただけるように整備し、地域を盛り上げていきます。
谷瀬の吊り橋には、観光客の交通誘導のためのガードマンなどの費用に毎年約1500万円かけていますが、周辺に飲食店も少ないので、観光客は吊り橋を渡るだけで、地域経済への効果は薄い状態です。谷瀬の吊り橋には、毎年約20万人の観光客が訪れますが、周辺大字の人口は減っています。吊り橋周辺や、旧上野地中学校の跡地などを活用して、ゆったりと吊り橋を眺められるスペース、村民も集まってくつろいでいただく場所をつくり、村の宝物である吊り橋を大事に維持管理したいと思っています。

◇山村振興センターや廃校舎など解体を進めているが、計画立てて事業すべきでは
予算も莫大になると思います。
(四村区)

・施設の解体も計画的に行っています。
村の予算規模は、約60億円です。例年の数字から大幅な増額はしていません。
施設の解体跡地の活用方法の決定よりも解体を先行したのは、解体を先伸ばしにしても、将来、施設は老朽化するので先々に対して借金を残すのと同じだと考えているためです。施設の解体にかかる経費も、物価高騰で年々上がっています。そして、十津川村には平地がないので、老朽化している施設を解体し、新たな施設を構築して防災の観点からも対応していきたいと考えています。

◆check!十津川村の決算額(一般会計)
いくらなん?
直近15年間の一般会計決算額の推移です。
平成29年度以降は55億円~61億円の金額で、横ばいの額になっています。

村政へのご意見やご要望は役場や行政相談委員にご相談ください

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