◆(1)令和4年度一般会計の歳入歳出決算状況
◇歳入 64億258万7千円
・自主財源 17億7,357万3千円(27.70%)
町税や使用料及び手数料、財産収入など吉野町が条例等に基づき徴収する収入。歳入総額に占める割合が高いほど財政の自主性と安定性が高いといえます。
・依存財源 46億2,901万4千円(72.30%)
国や県から地方自治体に交付される金額や割り当てられる収入で、国・県支出金、地方交付税、各種交付金、地方債などが該当します。
◇歳出 59億2,141万6千円
・総務費
物価高騰等対策商品券交付事業 1億3,906万7千円
サテライトオフィス誘致事業 4,375万9千円
・民生費
電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業 5,708万7千円
住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業 1,863万円
・衛生費
暮らしによりそう環境美化推進事業1億 1,286万3千円
新型コロナウイルスワクチン接種事業 1億3,252万9千円
・農林水産業費
森林環境整備促進事業 3,936万8千円
美しい森林づくり基盤整備事業 1,104万5千円
・観光商工費
観光プロモーション事業 3,186万1千円
吉野ふるさとづくり寄附金事業 3,520万3千円
・土木費
町道管理事業 8,224万2千円
町営住宅管理事業 6,059万9千円
・消防費
防災行政無線整備事業 2億4,967万8千円
常備消防事業 2億7,774万6千円
・教育費
小中一貫教育推進事業 3,154万5千円
運動公園施設維持管理事業 3,595万8千円
歳入から歳出を差し引いた形式収支は4億8,117万1千円です。そのうち令和5年度への繰越財源581万9千円を除いた実質収支が4億7,535万2千円になりました。
◆(2)令和4年度特別会計決算額
◆(3)基金と町債の状況
◇基金(町の貯金)
◇町債(町の借金)
※国から交付される額を除く実質負担額は、37億4,283万7千円です。
◆(4)財政健全化判断比率・資金不足比率
町の財政状況を知るための指標に「財政健全化比率」「資金不足比率」があります。これらは、町の決算に基づいて計算し、一定の基準を超えた団体は、財政状況に不安があると判断され早期健全化に向けた計画の策定など財政運営上一定の義務が課せられます。令和4年度の町の各指標は、いずれも基準を下回っている状態です。
◇財政健全化判断比率
◇資金不足比率
※実質赤字比率は実質赤字額が、連結赤字比率は連結赤字額が、それぞれないため「-」と記載しています。
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