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吉野町議会からのお知らせ 一般質問

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奈良県吉野町

議員の日常の活動と町民の声や自身の考え方をもとに、町長や教育長などへ方針を問うものです。次のとおり5名の議員が町政について質問しました。

◆デマンドバスの運行について
上滝義平
Q:令和4年4月から運行を開始した予約型乗合(デマンド)バスについては、乗降場所も増加しており住民の皆さんは喜んでいると聞いている。運行に係る費用と収入はどれくらいか。利用状況に余裕はあるのか。南奈良総合医療センターなどへの直通運行の予定は。

A:路線定期運行バスと予約型乗合バスの運行に係る費用と収入については、殆ど変わっていない。利用状況は、午前8時台と吉野病院の診察後の時間帯は、余裕のない時がある。町外への運行は、現在のルールでは難しいが、奈良県地域公共交通改善協議会等の広域的な組織を通じて公共交通に関する規制緩和に向けた働きかけを行っていく。

◆今後の町政運営について
藤本昌義
Q:年々、人口が減少し、また、歳入も減収となってきている。厳しい諸問題がある中で、いかにして「感動生まれる吉野町」の総合計画を具現化させるのか、今後の町政運営や方針について伺う。

A:これまで、第5次総合計画のもと、優先順位をつけ課題解決に取り組んできた。具体的には、町民が安心して生活できるデマンドバスや持続可能なゴミ処理の実現、人を育む小中一貫教育校の開校、循環を生み出す移住定住施策の展開などである。今後も財政状況を勘案し、官民共創の視点を取り入れた学校跡地利活用、庁舎整備等に取り組んで参りたい。

◆高齢者の介護保険料負担の軽減について
西澤巧平
Q:相次ぐ物価高騰が家計を圧迫しているが、その“しわ寄せ”を大きく受けている高齢者にとって、一番身近な介護保険料の負担を少しでも軽減できないか、町の考えを伺う。

A:第9期介護保険料の設定においては、現在、介護サービスの需要見込み及び第1号被保険者数の推計作業を行っている。
町としても、健康寿命の延伸に向けて更なる事業展開を行い元気な高齢者を増やすことで、介護保険料の負担軽減に繋げていきたい。

◇他の質問
・吉野町のごみ処理について

◆現在の庁舎と新庁舎設置について
下中一平
Q:現在、庁舎の階段が通れないという現況になっている。一方、新庁舎設置における計画条例の件を3月に白紙にされた状態である。現在の庁舎と新庁舎設置において、この問題をどのように解決へ導くのか、方針または計画などをスケジュールと共に伺う。

A:今後の庁舎整備については、町民の皆様の意見を吸い上げ、これまで以上に透明性を確保した形で進めるため、防災拠点としての在り方や行政サービス変革の要素を含め調査審議頂く機関として、公募委員を含む町民の代表及び学識経験者等から構成される「吉野町行政サービス変革・新庁舎整備検討審議会」を設置し、丁寧かつ迅速に進めて参りたい。

◇他の質問
・これからの観光のあり方と観光戦略について

◆吉野町のDXについて
辻内正誠
Q:町長は、色々な場面でDXという言葉を使われるが、DXという言葉が流行りであること及び、概念の範囲が広いことから、時としてその場をしのぐためDXという言葉を使われているように感じることがある。そこで、吉野町のDXとは何かを確認させていただく。

A:デジタル変革とは、デジタル技術を活用して業務のあり方やサービスの提供方法等を変革させ、住民の皆さんの日々の生活をより良いものに変化させることであると考えている。事務作業を自動化、効率化することで、人的資源を行政サービスの向上に繋がる業務にシフトさせることができ、住民に寄り添ったサービス提供の実現が可能であると考える。

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