児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、特に子どもの生命が奪われるなどの重大な事件が後を絶ちません。児童虐待は、決して特別な問題ではなく、「どこでも」「誰にでも」起こりうる問題です。地域や身近にいる第三者が、子どもと子育て家庭を「見守る」意識をもつことが大切です。
オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。オレンジリボンは、そのシンボルマークであり、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。
◆「もしかしたら、児童虐待?」と思ったときは・・・
「子どもに理由のはっきりしないアザが絶えない」
「いつも同じ服を着ていたり、衣服が汚れている」
「家に帰りたがらない」など
このような子どもは、児童虐待を受けているかもしれません。虐待を受けたと思われる子どもを見かけたら、ためらわずにご連絡ください。
連絡することで救えるのは子どもだけではありません。虐待をしている保護者も、誰かに助けて欲しいと思っている場合があります。あなたの連絡が保護者の支援にもつながります。
◇児童虐待に関する相談先
奈良県中央こども家庭相談センター【電話】0742-26-3788
奈良県高田こども家庭相談センター【電話】0745-22-6079
吉野町長寿福祉課 地域福祉担当【電話】32-8856
◇子どもにつらく当たってしまいそうなあなたへ
1人で抱え込まず、児童相談所相談専用ダイヤル「【電話】0120-189-783」へ電話してください。
子どもにとって、そしてあなたにとっても、決して悪いことにはなりません。
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