◆年末火災予防運動
本格的な冬の到来により、暖房器具などの火気を取り扱う機会が増え、また年末の慌ただしさから、火気に対する注意力が低下することもあり、より一層火災の発生に注意が必要な時季となります。
この運動は、12月1日から31日までの1か月間、地域の皆様の火災予防の意識を高めていただき、火災の発生を防止して尊い生命と貴重な財産を守ることを目的として実施します。
◆メンテナンスしましょう! 住宅用火災警報器
住宅用火災警報器の電池の寿命は、一般的なもので約10年と言われています。「電池切れなら、電池を交換すれば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、古くなると本体内部の電子部品の劣化により火災を感知しなくなるおそれがあります。
ご自宅の住宅用火災警報器は設置されてから何年経っていますか?この機会に確認してみましょう。
電池を交換しても作動しない場合は、機器本体の故障が考えられます。
・住宅用火災警報器を設置していないご自宅は設置を!
・設置済みのご自宅はメンテを!
◆電気火災からわが家と地域を守るため、感震ブレーカーを
平成に発生した2つの大地震において、阪神淡路大震災の本震による火災全285件のうち原因が特定されたものが139件、そのうち6割が電気関係の出火、東日本大震災の本震による火災全111件のうち原因が特定されたものが108件、そのうち過半数が電気関係の出火でした。
地震による電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的です。
問合せ:奈良県広域消防組合 吉野消防署
【電話】32-1011
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