令和6年第1回臨時会は、2月19日招集されました。案件の大要及び審議結果は次のとおりです。
◆1 予算《2件》
(1)令和5年度一般会計補正予算(第12号)の専決処分[承認]
補正規模:1億1,060万4千円
予算総額:65億818万4千円
歳入:物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(1億1,060万4千円)
歳出:
・令和5年度住民税非課税世帯に対し1世帯あたり7万円の追加給付(7,856万1千円)、
・令和5年度住民税均等割のみ課税世帯に対し1世帯あたり10万円の給付(2,643万6千円)、
・令和5年度住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯に対し18歳未満のこども1人あたり5万円の給付(560万7千円)
(2)令和5年度一般会計補正予算(第13号)[否決]
・債務負担行為の補正追加「旧吉野小学校跡地利活用事業」について期間を令和6年度から令和7年度とし限度額を8,981万8千円とする
■一目でわかる審議結果
[○=賛成 ●=反対 ー=欠席 △=棄権]
※議長は裁決に加わりません
■令和5年度一般会計補正予算(第13号)に関する意見の要旨
◇上滝義平議員[反対]
元吉野小学校の利活用に係る補正予算8900万円という債務をすることも必要に応じて大事であろうとは思うが、3月議会があるので再度提案していただき議論すべきだと思ったため反対する。
◇中西利彦議員[賛成]
町議会の総務文教厚生委員会では約2年前に、旧吉野小学校跡地の利活用について民間活力導入を決定した。現在もその方針で進められていることから、公募された事業者と共に利活用事業を進めるという財政負担を抑えた効果的な事業であることから、早期利活用を期待するため賛成する。
◇辻内正誠議員[反対]
旧吉小跡地を民間活用により活性化するために多額の債務負担行為を求めるものである。民間活用であるので、町も長期間にわたり収入を概算計算しているとのことであるが、この収入概算計算に「割引率」が考慮されていないので反対する。
◇藤本昌義議員[賛成]
旧吉野小学校跡地利活用事業を一刻も早く進めていくには必要な予算である。また、吉野町にとって効果的な事業遂行ができ、跡地活用契約の内容に経費の軽減に繋がるものと考えるため賛成する。
◇山本義史議員[反対]
「一般会計補正予算(案)第13号について」は、全員協議会で1時間以上にわたり説明を受けたり議論をしたが、未だに議論不足と感じたので反対する。
■令和6年第1回定例会 吉野町議会役員選出
令和6年第1回定例会は、3月5日再開し、役員選出の結果、下記のとおり決定しました。
※詳細は本紙をご覧ください。
※案件の大要及び審議結果は次号に掲載します。
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