吉野町議会からのお知らせ(1)

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■議会だより　令和6年第1回定例会
令和6年第1回定例会は、3月1日招集され、15日までの15日間の会期で開催しました。
今期の定例会では、6名の議員が町政等について一般質問をおこないました。
なお、議決された案件の大要及び審議結果は次のとおりです。

◆1　条例《9件》
(1)吉野町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正[可決]
令和6年4月1日からのこども園の一園化に伴い、管理並びに保育・教育指導体制の充実を図るため、副園長職を新設することによる条例改正

(2)吉野町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正[可決]
特殊勤務手当の支給対象である行旅病人・死亡人等の収容作業内容の明確化と、有害鳥獣駆除作業に従事する職員への支給について新たに追加するための条例改正

(3)吉野町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正[可決]
地方自治法の改正に伴い、会計年度任用職員に対して勤勉手当を支給するための条例改正

(4)吉野町国民健康保険税条例の一部改正[可決]
令和6年1月に県下統一の保険税率が示されたことに伴う条例改正

(5)吉野町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正[可決]
子ども・子育て支援法等の根拠法令の改正に伴う条例の条項番号の変更及び字句の変更を行うための条例改正

(6)吉野町介護保険条例の一部改正[可決]
令和6年度から令和8年度までの第9期介護保険料の改定等を行うための条例改正

(7)吉野町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部改正[可決]
指定基準を定めた国の政令が改正されたことに伴い、関係する4つの本条例の指定基準等を改めるための条例改正

(8)吉野町水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正[可決]
関係法令の改正に伴い、水道法関係の管轄省庁が厚生労働省から国土交通省及び環境省に移管されることによる条例改正

(9)吉野町消防団員等公務災害補償条例の一部改正[可決]
関係法令の改正に伴い、消防団員の各階級別の災害補償基礎額を改定するための条例改正

◆2　予算《9件》
(10)令和5年度一般会計補正予算(第14号)[可決]
補正規模：4,867万7千円
予算総額：65億5,686万1千円
主な歳入：
・地方交付税(3,948万7千円)
・社会保障・税番号制度システム整備費補助金(130万9千円)
・地方創生応援税制寄附金(700万円)等
主な歳出：
・財政調整基金積立金(3,098万4千円)
・企業版ふるさと納税基金積立金(417万4千円)
・暮らしによりそう環境美化推進事業(△428万2千円)
・退職予定者退職手当特別負担金(1,522万円)等
繰越明許費(翌年度への繰越経費)：「公有財産管理事業」を含む13事業(総額1億5,434万4千円)

(11)令和5年度一般会計補正予算(第15号)[否決]
補正規模：4,500万円
予算総額：66億186万1千円
繰越明許費の補正：追加「観光プロモーション事業」4,500万円
債務負担行為の補正：追加「旧吉野小学校跡地利活用事業」について期間を令和6年度から令和7年度とし限度額を8,981万8千円とする
歳入：インバウンド消費の拡大・質向上推進事業補助金(4,500万円)
歳出：観光プロモーション事業(4,500万円)

(12)令和6年度一般会計予算[否決]
予算総額：60億9,900万円(対前年度5億1,800万円増)

◇3つの最重要プロジェクト
(1)災害に強い「まち・ひとづくり」の推進
(2)賑わい、民間活力導入による旧吉野小学校跡地利活用の推進
(3)町民の命を守り、次世代につながる新庁舎整備事業の推進

◇7つの目標
《目標1》「人を守る」いざという時のために
《目標2》「生活を守る」住み続けたい吉野町を目指す
《目標3》「高齢者を守る」認知症予防で健康寿命日本一を目指す
《目標4》「観光と産業を守る」世界に選ばれる吉野ブランド
《目標5》「子どもを守る」未来の吉野町のために
《目標6》「吉野の環境を守る」自然との共生・共創
《目標7》「町政改革の断行」足腰がより強い吉野町役場へ
厳しい財政状況の中でも、様々な課題を解決していくために、「3つの重点プロジェクトと7つの目標」の推進に必要な予算『概要は、広報よしの5月号P12～P14「吉野町の当初予算」を参照ください。』

≪令和6年度の新しい取組≫
・世界遺産登録20周年記念事業の実施
・よしのこども園の大規模改修
・家内消費等の農業生産者向けの防護柵設置補助
・ウエブアプリを利用した施設予約や申請
・持続可能な地域公共交通確保のための調査

(13)令和6年度国民健康保険特別会計予算[可決]
予算総額：10億7,600万円
[主な歳入]
・国民健康保険税　1億7,703万1千円
・県支出金　8億100万6千円
・連合会支出金　88万円
・繰入金　8,194万7千円
・繰越金　1,500万円
[主な歳出]
・総務費　1,682万2千円
・保険給付費　7億8,757万2千円
・国民健康保険事業費納付金　2億4,380万9千円
・保健事業費　2,019万7千円
・諸支出金　660万円

(14)令和6年度後期高齢者医療特別会計予算[可決]
予算総額：1億8,500万円
[主な歳入]
・後期高齢者医療保険料　1億2,527万5千円
・繰入金　5,579万3千円
・諸収入　379万7千円
[主な歳出]
・総務費　291万7千円
・後期高齢者医療広域連合納付金　1億7,750万4千円
・保健事業費　407万9千円