■認知症になっても安心して暮らせる町を
◆認知症の方とそのご家族を支援する5つの取り組み
「認知症の方とそのご家族がいつまでも自分らしく住み慣れた地域で住み続けられる吉野町をめざした取り組みを紹介します。詳しくは下記までご相談ください。」
北浦主任ケアマネジャー
◇No.1 認知症初期集中支援チーム員会議
認知症の人や認知症が疑われる人、その家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を配置し、早期診断・早期対応に向け、支援することを目的としています。
吉野町では、認知症サポート医と作業療法士、保健師、主任介護支援専門員等の専門職が、「空白の期間」(3頁掲載)や認知症状の初期の症状など、「困っている」「悩んでいる」内容を話し合い、その人に合った支援を本人や家族の方と一緒に考えます。
◇No.2 見守りあんしんシールの交付
二次元コードが印刷されたラベルシール(耐洗ラベル20枚・蓄光シール10枚)を認知症等が原因で行方不明となる可能性のある方に無料でお渡ししています。
ラベルシールを衣服等に貼り付けておくことで、万が一、行方不明となり、発見・保護された場合は、発見者が現在の居場所等を入力すると事前に登録された保護者あてにメールが自動送信されます。また、発見者と保護者の双方で直接やり取りができるため、保護者は24時間365日いつでも素早く迎えに行くことができます。
貼っている人を見かけたら携帯カメラで二次元コードを読み取ってください。
洋服等に専用の二次元コードラベルを貼り付けておく
「大変!おばあちゃんがいなくなった!」
↓
発見
発見者「お困りの様子・・・衣服の二次元コードにアクセスしてみよう」
↓ 伝言板にアクセス
この画面は保護者と発見者のみ見ることができます
↓ 自動メール受信
ご家族「おばあちゃんが見つかった!」
24時間365日 素早く連絡が取れる
◇No.3 チームオレンジ(吉野町では「チームおたがいさま」)の養成
吉野町では、物忘れや認知症の方、その家族を見守り支える「チームオレンジ養成講座」を開催しています。普段地域で集まって活動しているグループの皆さんに受講していただくことで、皆さんの活動の場が、物忘れや認知症があっても安心して参加できる「近所の拠り所」になります。町では、2回の講座を受講したグループを「チームおたがいさま」と認定し、受講者に限定バッジを配付しています。講座の受講をご希望のグループは、地域包括支援センターまでご連絡ください。
◇No.4 出前健康講座~認知症について~
長寿福祉課職員が町内の集会所等に出向き、脳トレや認知症に関する講座等を実施しています。
◇No.5 認知症カフェ事業の後援
認知症カフェは、認知症の人やその家族、地域住民、専門職、誰もが集う場で、なごやかな雰囲気のもとでお茶やお菓子を食べながら、交流を楽しみ、認知症のことやその対応などについてお互いの理解を深めることも出来ます。吉野町では、社会福祉法人太陽の村特別養護老人ホーム柳光が実施する『やなぎ✿ほっこりカフェ』を後援しています。
◆“認知症カフェ” やなぎ✿ほっこりカフェ開催
日時:9月19日(木)14時~15時30分
場所:特別養護老人ホーム柳光 レストスペース(吉野町大字柳1395番1)
費用:300円(お茶・お菓子代)
対象:吉野町在住の認知症の診断を受けた方や不安のある方とその家族等
定員:10名(お早目にお申し込みください。)
申込:特別養護老人ホーム柳光
【電話】35-9294
問合せ:吉野町地域包括支援センター
【電話】32-8856
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